以下のシナリオは話が終了するとスタッフロールが流れ最終話となる。
[吸血鬼の逆襲]:3話目に岩下を選び、4話目の風間望シナリオで[血を吸う転校生]を【人知れず仲間は増える】(ED 012)で終わらせると出現
[続・期を見る男]:細田友晴シナリオ[期を見る男]で「1.超能力」→「1.あると思う」を選び【首のいぼ】(ED 019)で終わらせると出現
[おいかけ修一くん]:福沢玲子シナリオ[追いかけヒトシくん]を【二人目のヒトシくん】(ED 013)で終わらせると出現
[あくまでも語り部]:5話目に風間望シナリオ[かぐわしきにおひ]を通り、6話目に福沢玲子シナリオ[彼と彼女の秘密]を【彼女は悪魔だった】(ED 023)で終わらせると出現
[旧校舎探訪](脱出ルート):今までのプレイで以下のエンディングを通過しており
かつ、今回のプレイで以下のシナリオエンドのどれかを3つ以上通過した場合に出現
[旧校舎探訪](探索ルート):今までのプレイで以下のエンディングを通過しており(※脱出ルートと条件は同じ)
かつ、今回のプレイを以下の順番とエンディングで進めると出現
[うしろの正面]:[旧校舎探訪]の発生条件を満たさず、6話目を以下のどれかのシナリオで終わらせる
[坂上修一が語る飴玉ばあさん]:6話目が[岩下版 飴玉婆さん]で、バッドエンドにせず終わらせると出現
[ババア大連合 後編]:6話目を新堂誠追加シナリオ[ババア大連合 前編]で終わっていると出現
[マスクの下は……]:荒井昭二追加シナリオ[消えた生徒の行方]を【謎の失踪事件】(ED 011)で終わらせ、6話目を風間望シナリオ[かぐわしきにおひ]で終わらせると出現
[素顔の見えない来訪者]:6話目を福沢玲子追加シナリオ[毬絵先生]の【復讐するは我にあり】(ED 001)で終わらせると出現
[殺人クラブ リベンジ]:6話目を岩下明美追加シナリオ[悲劇の旋律]の【半身】(ED 002)で終わらせると出現
風間の話が終わると部室のドアを叩く音が聞こえた。坂上がドアを開けると、顔中血だらけの水科が倒れ込んできた。その背後には向井が立っており、超秘蔵お宝エロ本を広げたため、男性陣は皆鼻血を吹きだし、さらに背後に立っていた竹本に生気を吸われそうになったが、岩下の攻撃により二人は退散した。しかし助かったのも束の間、岩下は向き直り、愚かな男性陣たちに制裁を加えるのであった。
福沢の話が終わった後、ジュースを買いに行くことになった坂上だったが、廊下で例のヒトシくんを目撃してしまう。新聞部員として真相を確かめようと後を追おうとした時、うっかり言ってはいけない言葉を発してしまい、三人目のヒトシくんとなる運命を自覚した。
福沢の話が終わると、風間は「驚いた。この学園に三人も悪魔がいるなんてね」と言った。どういうことか聞くと、風間も悪魔なのだという。他の人に助けを求めると、なんと坂上以外の6人は全員悪魔だったことが発覚する。そして6人の悪魔は誰が坂上と契約をかわすか議論を始めるのであった。
細田の話が終わると、部室に大河内雄大がやってきて話を始めた。
《1》僕はどうしてそんな能力を得ることになったんだと思う?
《2》なら質問を変えてみよう。僕の能力は生まれつきのものだったと思う?それとも後で手に入れたものだと思う?
《3》大河内が中学一年生の頃、似た雰囲気を持つ小林翔太というクラスメイトがいた。しかし彼はいじめられるようになってしまう。
……小林君が僕の目の前に現れるなんて、もう絶対にあり得ないことなんだけどね。どうしてだと思う?
《4》小林が亡くなってから大河内はこの特殊な能力を手に入れたのだという。大河内は、きっとこの能力は小林からのプレゼントなのだが、小林のことを救えなかった自分の罪や小林のことを忘れて能力を使うようになってしまったら、それ相応の罰を受けるべきだと言った。
君だってそう思うだろう?
大河内の話が終わると細田は立ち上がり、目の前にいるのは大河内ではないと言った。大河内を返せと言う細田に対し、大河内は首の青痣を見せた。そして秘密を知った者は帰せない、と坂上を襲うのであった。
大河内の話が終わると細田は立ち上がり、目の前にいるのは大河内ではないと言った。大河内を返せと言う細田に対し、大河内は首の青痣を見せた。そして秘密を知った者は帰せない、と。
気が付くと細田は自室のベッドで寝ていた。学校へ行くと七不思議の集会は昨日終わっていたようだが、自分にはその記憶が全くない。大河内に話しかけると、彼の首筋に七つの青痣が見えた。そしてまた気が付くと、今度は新聞部の部室にいた。全員が満面の笑みを浮かべたところで、細田は思考を停止することにした。
大河内は八歳くらいの時、田舎の祖父母の家へ行き、そこの森で道に迷い一体の地蔵を見つけた。その時から彼は能力を手に入れたのだという。そして大河内は細田の話した話とは食い違うところがあると指摘した。大河内の話によると、細田が大河内の家に行って以来、変わったのは細田の方だと。坂上が細田を見ると、細田は血走った目を見開き満面の笑みを浮かべるのであった。
《1》七人目が来ないので、坂上が七話目を話すことにした。
《2》坂上は、いつも誰かいる場所なのに突然一人になってしまう現象について語り、そんな経験をしたことがないかを聞いてきた。
「あなた、ずいぶんと変なことを気にするんですね。本当にそんなことを気にかけて日常を生活しているんですか?」
坂上は一年ほど前から、学校やデパートなどの階段の踊り場で、角に向かって佇む人の姿を見るようになった。ある時坂上は彼らが立っていた場所で同じように佇んでみると、今までない感覚が身体を襲い、このままでいたいと強く思ったが、背後からの視線を感じすぐに退いた。その場所はすでに誰かのものだったのだ。それから坂上は自分の居場所を求め、ようやくその場所を見つけることができた。それがこの学校の旧校舎だという。しかし旧校舎は夏休みで壊されてしまうため、坂上は自分の居場所がなくなることに気が狂いそうだと語った。
坂上は語るのをやめ、七不思議の会は終了した。翌日、日野と新堂が昨日の集会について調べてみると、坂上修一とは二十年以上前に亡くなった新聞部員だったということがわかった。彼は二十年前に七不思議の企画を立ち上げたのだが六話しか集まらなかったため、自らが七話目になるべく自殺したのだった。そしてその霊は今でも新聞部に留まっており、今回の七話目として日野と新堂を犠牲にするべく襲いかかった。
坂上が中学生の時、いつものように周りの人たちが視界から消えてしまう現象に出くわしてしまい、助けを求めるため近くにあった大きな学校へ入っていった。しかし校舎内には誰一人いなかったため、屋上に上り外の世界を確認すると、そこにはいつもの日常があったが、空を見上げると巨大な目玉がじっと彼を見つめていたという。翌日になって坂上が病院へ行くと、ココロの病気であることが告げられた。やがて坂上はあの日入った学校である鳴神学園に入学し、周りから人が消えてしまう現象は起こらなくなったが、その代わりにいつも空に浮かぶ目玉に見られているのだと語った。
坂上は自分の知っている飴玉婆さんの話を語った。飴玉婆さんは戦時中に家族を失った和菓子屋の奥さんで、唯一残った息子も喧嘩に巻き込まれ眼球を失ってしまい、それから彼女は彼に合う眼球を探し続けているのだと。
語り終わると飴玉婆さんが現れ、語り部たちの眼球を次々と奪っていった。
[ババア大連合 前編]をどのエンドで迎えているかで分岐。
【悪夢への序曲】(ED 008)か【不思議な因縁】(ED 009)の場合→影法師ばあさんルート
それ以外の場合→ギャグルートへ
<影法師ばあさんルート>
《1》坂上が後ろを振り返ると、ドアのところに影法師ばあさんが現れた。細田は影法師ばあさんに捕まり燃えてしまい、福沢は窓から逃げようとした風間の犠牲になってしまった。残った者は皆窓から外へ脱出し、坂上も校門を目指して走ると、飴玉ばあさんが現れ、「外に出てはいけないよ」と忠告し、坂上に鈴をくれた。その鈴は影法師ばあさんが近づくと音が鳴るらしい。
その言葉を信じて、僕はその場を離れることにした。
《2》どこへ行こうか?
《3》一階へ降りると高木ババアが現れた。
僕は……。
《4》体育倉庫へやってくると、セイイチさんという男を探している人物に出会った。話を聞いてみると、彼女は弁当ババアで、影法師ばあさんの娘らしい。
僕はさらに問いかけてみることにした。
《5》岩下と思われる焼死体が横たわっていた。(最初に来ると新堂と出会い、別れる)
《6》僕の足はこれ以上進む事をためらった。
《7》なぜ影法師ばあさんは娘と恋人の仲を裂こうとしたのだろうか。
それは……。誰のために?
《8》どんな理由?
《9》どんな理由?
《10》どんな理由?
《11》どんな理由?
《12》何がつり合わないのだろう?
《13》何が罪なのだろう?
<ギャグルート>
6話目エンドで分岐
※このエンドを迎えるためには、新校舎で踏みとどまりで高木ババアから箸を入手し、体育倉庫でセイイチについて聞いた後、旧校舎へ行き、「若いふたりのため」→「罪だから」→「間柄」を選ぶ。
千代子と誠一は兄妹だった、そして新堂誠は誠一だった。影法師ばあさんは消え、新堂こと誠一も千代子と再会を果たし、消えていった。
坂上は影法師ばあさんに足首を掴まれ燃えてしまった。
坂上が校門に向かうと用務員のおじさんである蒲生さんが苦しそうにしていたので介抱しようと胸を支えると、そこにはあるはずのないしなびた乳房の感触が伝わった。するとババレンジャーが出現し、坂上は痴漢として制裁された。しばらくして新堂から電話があり、テレビをつけてみると、そこでは自分の身に起きた出来事を元にしたババレンジャーのドラマが放映されていた。しかし、事実とは違う内容に憤慨した坂上はババレンジャー告発記事を書くことを決心する。
坂上が旧校舎を覗いてみると、そこでは新堂の話通りの大会が行われていた。観戦した坂上は感動し、七不思議特集の新聞で大々的に取り上げたところ、瞬く間に全校生徒を巻き込む一大ブームとなったのだった。
坂上は新堂の話をもとに、必要な脚色を施して「老婆トライアングル」という長大な記事を書いた。しかしその内容に怒ったシンババこと深尾先生に掴みかかられてしまう。男を取り合っていた三人の前に現れた女が深尾先生で、その男とは校長先生の像だった。
七不思議の会が終わり、坂上が片付けをしながら風間と話していると綾小路が部室にやってきた。風間は彼の姿を見た途端帰って行ってしまう。残った坂上は綾小路から七話目を聞くことにした。綾小路はなぜ自分がマスクをしているのか知りたいのなら、一つ約束をしてもらい、それがどんなに恐ろしい約束でも断ることはできないと言った。
《1》それでも、君はこのマスクの下を知りたいか?
《2》綾小路は「僕が死ねと言ったら死んでくれるんだな?」と言った。
彼は、本気で言っているんだろうか……。
綾小路は約束できないなら話はできない、といい帰って行った。翌日、坂上が学校へ行くと学校中のみんなから蔑むような目で見られるようになってしまった。
綾小路は魅惑的すぎる唇を持って生まれてしまったため、マスクをするようになったという。そして坂上もその唇に魅了されてしまい……。
綾小路には雪という幼馴染がいた。綾小路と彼女とはお互いを自分の片割れのように思い合う仲であったが、成長するにしたがい、綾小路は雪を異性として意識しだす。そんなある時、雪は何者かに殺されてしまい、綾小路は彼女の骨を食べてしまう。そして自分の中で眠っている雪を蘇らせるために、美しい少女たちの血肉を喰らうようになった。彼がマスクをしているのは口から漂う死の臭いを隠すためだったのだ。そして綾小路は彼女を蘇らせる最後のパーツである眼球を坂上から奪おうとした時、彼の口から今まで食べた死肉、そして雪の骨が現れ、幻想的に消えていった。
七人目を待っていると、ドアがノックされた。ドアの向こうの相手は桃瀬毬絵と名乗ったが……
《1》どうしよう。ドアを開けて、相手を招き入れようか、それとも……
《2》ドアを開けて中に入ってきた桃瀬先生は紙袋を頭からすっぽり被り、異様な姿で皆を圧倒した。そして話を始める前に坂上に「他人を外見で判断する方かしら?」と聞いてきた。
さて、僕はどう答えるべきだろうか……。
《3》桃瀬先生は坂上に、自分が本当に桃瀬毬絵なのか疑っているのではないかと聞いてきた。そして紙袋に手をかけ、顔を見て確かめたいと思っているのか聞いた。
どう答えようか?
《4》桃瀬先生はちょうどいい話を知っているので、七人目が来ないなら自分が七話目を話すと言った。そして、皆は誰かに騙されたことがあるかどうかを聞いてきた。
ねえ、そんなことをする人間を、あなたは許せるかしら?
《5》桃瀬先生は昭典という恋人と智子という友人の三人で仲良くしていたが、智子の妹が昭典を好きになってしまい、その子が山形という生徒を利用して、自分に嫌がらせをしたのだと語った。そして智子の妹とは、福沢玲子のことだと。桃瀬先生は、坂上に誰が悪いのか聞いてきた。
本当に悪いのは……。
坂上はドアの向こうの相手に、桃瀬先生だという証拠がないと開けられない、と言うと、反応がなくなってしまった。帰ってしまったのかもしれない、と確かめるためにドアを開けると、そこには紙袋を被った人物が佇んでいた。その不気味さに坂上が中の人間に助けを求めようと振り向くと、すでに皆変わり果てた姿になっていた。
怯えた福沢が窓から逃げようとすると、そのガラスの向こうから逆さになって現れた桃瀬先生の腕が隙間から伸びてきて、福沢の頭を握りつぶしてしまった。
桃瀬先生は紙袋を破いて福沢の顔面に噛み付いた。坂上たちが二人を引き離そうとすると桃瀬先生は奇声を発して部室から飛び出して行った。頬を噛まれた福沢の傷は大したことはなかったが、彼女の精神は完全に崩壊したようだった。
女が紙袋を取ると、出てきたのは中年の女性の顔だった。彼女は毬絵先生ではなく毬絵先生と同じ精神病院にいた重症患者だったのだ。女は毬絵先生の代わりに鳴神学園の連中を殺そうとしたのだが、新堂と岩下の行動によりみんなに取り押さえられ、警察へ突き出された。
先生が話を進めるうちに悪臭や虫が周りに充満し始めた。桃瀬先生は、とある伝染病に罹ってしまい、病気が進行するとその病原体をばら撒くような行動を起こしてしまうのだと言った。そして紙袋を取り去ると、そこからおびただしい数の羽虫が飛び出し坂上たちを襲うのであった。
福沢は桃瀬先生に自分のしてきたことを泣いて謝罪し、桃瀬先生は彼女を許したのか、智子によろしくと言い去って行った。
廊下から物音がし、扉を開けると『七人目は旧校舎にいる。話を聞きたければ旧校舎まで来たれり』と書かれた紙が落ちていた。みんなで旧校舎へ行こうと部室を出ると日野に出会い、記念写真を撮った後、一緒に旧校舎へ向かった。しかし、旧校舎で日野が消えてしまう。
《1》「そうですね、えっと……」
《2》日野が消えたあたりに行ってみると、地下室への鉄扉があった。中へ足を踏み入れるとバランスを崩し、全員が下まで転がり落ちてしまう。部屋には六本のロウソクが立てられていたが、風で炎が消えてしまいそうだった。
僕は一本のロウソクに手を伸ばした。それは……
ロウソクに手を伸ばすと、炎が人の形に変わり、それぞれ対応する語り部たちと会話をする。会話が終わると炎が消え、ロウソクの選択へ戻る。
全てのロウソクの火が消える→【地下室での一夜】(ED 031)へ
《3》彼女は必死に、恋人の姿を探しているのだ。そうか、彼女は曽我さんの元に……
《4》早乙女麻耶が悪鬼のような顔で坂上たちに迫ってきた。
僕は、急いでロウソクを目の前に掲げた。そしてそれを……
坂上たちは日野を置いて帰った。後日、日野の死体が旧校舎から発見されたが、死後数週間経っており、七不思議の集会があった日には既に死んでいたことになる。あの日会った日野は一体……。
坂上が戸惑う間に早乙女の手が首に食い込み、手にしたロウソクが飛んでボロ布のようなものに燃え移ってしまった。
ロウソクの炎がすべて消えた後、部屋の奥の扉から日野が現れた。日野は秋津と豊田という二人の男子生徒の話を語り、話が終わると今まで開かなかった入り口の鉄の扉が開いた。明かりがさし込んだ部屋を見ると、奥の扉の向こうに日野の腐乱死体が倒れていた。日野は既に亡くなっており、死体を見つけて欲しいために現れたのだろう。日野を閉じ込めた清瀬は消息不明になっているという。
廊下から物音がし、扉を開けると『七人目は旧校舎にいる。話を聞きたければ旧校舎まで来たれり』と書かれた紙が落ちていた。みんなで旧校舎へ行こうと部室を出ると日野に出会い、記念写真を撮った後、一緒に旧校舎へ向かった。しかし、旧校舎で、まわりの人間が消えてしまう。教室を探すと風間と出会い、その後トイレで蟲を口に詰められた細田を見つけた。どうやら残りの人達も、彼らが話した内容に関係のある場所で囚われているようだ。
≪各語り部の救出について≫
まず、「4.その他の設備」→「1.職員室」に行って、鍵の束を入手する。
新堂誠を最後に救出した場合→【元祖☆ビックリドッキリカメラ】(ED 030)へ
それ以外の場合→【炎からの脱出】(ED 032)へ
《1》どこを探そうか?(※各場所を探索し、ここに25回戻ると夜が明けてしまう→【時間切れ】(ED 027)へ)
《2》どの学年の教室を調べに行こうか?
《3》一年生の階には、八つの教室が並んでいた。さて、どこに行こう……。
《4》二年生の階には、八つの教室が並んでいた。どこを調べに行こうか……。
《5》目の前には八つの教室が並んでいる。この中に何かがあるのだろうか……。
《6》何階のトイレに行こう?
《7》一階のトイレの前に来た。男子トイレと女子トイレ、どちらに行こうか?
《8》(一階男子トイレ)トイレの中には個室が二つある。開けて中を確かめよう。
《9》(一階女子トイレ)トイレの中には個室が四つあった。扉を開けて中を確かめよう。
《10》二階のトイレの前に来た。男子トイレと女子トイレ、どちらに行こうか?
《11》(二階男子トイレ)男子トイレの中には個室が二つある。中を確かめてみよう。
《12》(二階男女子トイレ)トイレの中には個室が四つあった。気が引けるけど、開けてみようか。
《13》三階のトイレの前に来た。男子トイレと女子トイレ、どちらに行こうか?
《14》(三階男子トイレ)男子トイレの中には個室が二つある。どちらを開けてみようか。
《15》(三階女子トイレ)トイレの中には個室の扉が四つ並んでいた。中に何かあるかも知れない、開けてみよう。
《16》どうやら、どっちかを選ぶまでは開放してもらえないようだ。紙……。紙の色を選べばいいのだろうか。僕は……
《17》ここには特殊教室がある。どこを探してみようか……。
《18》その他の設備も見に行こう。どこを探してみようか。
朝になってしまい、残りの人達は行方不明のままになってしまった。
チャイムの音が鳴り、教室へ骸骨の群れが入ってきた。「……ねえ、君も今日からここで勉強するのかい?」
天井から手が伸びてきて、坂上の髪を頭皮ごと剥ぎ取ってしまった。「お前の頭には、その赤い髪がお似合いだよ……」
全員救出すると風間に連れられて校長室へ向かった。そこでは日野が待ち受けており、殺人クラブからの判決として坂上に死刑が言い渡された。命乞いをしたいなら俺の靴を舐めろ、と日野に言われ両手を前につくと、『元祖☆ビックリドッキリカメラ!』という看板を持った清瀬尚道が登場する。今までの出来事はすべて仕組まれていたことだったのだ。
全員救出すると旧校舎が火事になり、ポリタンクを持った日野が現れた。日野は旧校舎の魔物の力を借りて目障りだった清瀬を消したのだが、魔物は消えずに日野の魂を喰らうようになったという。代わりに日野が七人を殺して魂を喰われてくれたら帰ってくれるというので火を放ったのだが、窓の外の大木が倒れ、日野は炎に包まれてしまった。
会が終わって皆が帰った後、緒方麻紀に連れられて玄武拓馬が部室に現れた。七人目だという彼は、生きている人間ほど恐ろしいものはない、とだけ語り帰って行った。坂上も帰ろうとすると、宿直の上石先生と出会い、旧校舎へ行くことになったが、そこで坂上は上石に殺されそうになる。しかし無意識のうちに上石に反撃し、逃げ出す。坂上が去った後、玄武と緒方は殺人依頼のあった上石にとどめを刺した。