細田の後に風間を選択すると追加シナリオ発生
《1》君も、ボクの事をノゾムンと呼びたいかい?君は男子だけれど特別にノゾムンと呼ばせてやってもいいぜ。
《2》風間はウンコ味のカレーとカレー味のウンコのどっちを選ぶのか聞いてきた。
どっちでもいいなんて言うのは無しだぞ!!必ず、どちらかを選ぶんだぞ!!頼むよ、坂上君。教えてクレヨン!!
風間はしりとり小僧の話をした。しりとり小僧とは身の丈20センチくらいの小さな妖怪で、鳴神学園にいるという。彼を呼ぶためにはしりとりをすればいいというが……
でも、ひとつだけルールがある。そのルールを守ることが難しいんだよ。そのルールとは百回以上しりとりを続けること。どうだい、難しいだろう?
しりとりを百回以上続けることの難しさを実証するために、みんなでしりとりをすることになったが、いつも風間で終わってしまう。呆れたみんなは一人でしりとりを続ける風間を放って次の人へ話を進めることにした。
風間のクラスメイトである小松原ゆかり、永山美香、阿部妙子の三人はしりとり小僧に会うためにしりとりを続け、風間はその様子を陰から見ていたという。やがてしりとりが百回以上続くと阿部の様子がおかしくなり、しりとり小僧が現れたが、その後三人はしりとりをしていた記憶をなくし、帰って行った。しりとり小僧は呼んだ者たちの記憶を消し去ってしまうらしい。
ある日風間が下校していると、下半身だけの老婆が前を歩いているのが見えたという。風間がその老婆を追い越して見てみると、老婆はただ腰を九十度に曲げて歩いていただけだった。部室の空気が凍り付いたので、風間は仕切り直しに坂上に次の話を選択させた。
僕は……
風間が老婆を見ると、彼女は「ワシを抜き去ったね」と睨みつけ、「許さないよぉ!」と言うと足腰が大きくなり、風のように爆走して消え去ってしまったという。
風間は違う話を喋りだした。、夏の連休中に旅行に出かけ、帰ってくると家から冷気が……、というところで坂上がオチを読んでしまい、さっさと話を打ち切ることにした。
風間が二年生の時、クラスに島田邦夫というルックスも成績も良い男子生徒がいた。
しかしねぇ、彼には一つ問題があったんだ。そこのボンクラな君にはそれが何だったか予想がつくかい?
お金持ちでいつも財布に万札を持ち歩いていた島田だったが、ある日財布を無くしてしまい、昼飯のために学校中の自動販売機を探して釣り銭忘れをあさることにした。遂に五百円玉を見つけた島田だったが、他の生徒と取り合いになり、窓から落ちてしまったという。
貧乏だった島田は五百円玉貯金をしていたが、ある日その五百円玉を貯めていた缶を無くしてしまい、それから彼は五百円教という宗教を打ち立てた。そしてその宗教の儀式で五百円玉の入ったドラム缶に火を放ち、そこに飛び込んで死んでしまったという。
実は自分はエスパーだという風間。テレポーテーションで、坂上の定期入れをを部室に隠したというが……
《1》当の風間さんは呑気に欠伸なんてしている。
《2》どこを調べよう?
《3》さて、どの棚を調べようか。
《4》僕は何となく左側な気がするんだけどな。
《5》どの本を調べてみようか?
《6》どうしよう。もう一度棚の右側を探してみようか?
《7》もう少し詳しく探してみようか?
《8》棚の左側には二つの箱がある。右と左、どちらを調べようか?
《9》さて、何処を調べようか。
《10》風間さんはああ言ってるけど、どうしようか……。
《11》なんだか、指先にごわごわした紙のような感触を感じる。どうしようか。
《12》どの箱を開けよう?
《13》風間さんがにたにたとしながら僕の方を見ている。どうしよう。
《14》さて、テーブルのどこを調べようか。
《15》これじゃ、僕の印象が悪くなってこの先やりづらいじゃないか。
《16》そういえば、ここにさっき見つけた五百円がある。こんなもので風間さんの気が引けるかどうかは分からないが、試してみる価値はあるかもしれない。
《17》さて、窓のどこを調べようか。
《18》風間が指に付いたホコリを坂上の制服になすり付けてきた。
《19》カーテンの上の方か、どうしよう。
《20》……背後で、風間さんが笑いを堪えようとしているのだが、それは見事に僕に聞こえていた。
《21》どうしよう、中を見てみようか?
《22》まるで、このノートを開くのを僕自身が拒絶しているかのようだ。
《23》さて、ドアの何処を調べようか。
《24》……なんだって、そんな事をしないといけないんだろう。
《25》なんで僕は床に這いつくばって、あんな風に笑われているんだろう。
※各選択肢で『もう我慢ならない』を選ぶとこのエンド(もしくは棚の一番下で四つの箱を見つけ、黄色い箱以外を選ぶ)
風間に今すぐ定期入れを返すよう詰め寄ると、風間はポケットから定期入れを出してテーブルの上に放り投げた。坂上がそれを取ると突然定期入れが炎を上げ灰になってしまった。
※棚の一番上の右側の右の本を2回調べ、さらに詳しく調べるとこのエンド
棚を探すと髑髏の絵が描いてある黒い本を見つけた。どうやら風間が日野に貸したままになっていた本らしい。もしかしてその本を探させるためだったのだろうか?定期入れは結局風間が鞄から取ってポケットに隠していた。
※棚の上から二番目の右側を一度探し、その後ドア付近のドアを二回調べると日野が登場する。その後再び棚の上から二番目の右側をよく調べ、紙のようなものを引き出すとこのエンド
棚から見つけたのは宝の地図のようなものであった。形などから旧校舎であると思われたため、みんなで旧校舎へ行き、そこで隠された階段を下りていくと坂上は何者かに手首を掴まれた。気が付くと坂上は新聞部の部室で寝ていたが、手首には捕まれたような痣が残っていた。
※棚の一番上の左側を調べ、右の箱を調べた後で再度同じ場所の左の箱を調べるか、左の箱を二回調べると棚の一番下の段に何かあると閃く。閃いた後に棚の一番下を調べると四つの箱を見つけ、黄色い箱を調べるとこのエンド。
定期入れを見つけた坂上に風間は驚き、君もエスパーだったんだね、と誤解される。二人は敵同士になるから後で決戦しようと言われ、これは悪い夢だと思う坂上であった。
※窓付近のカーテンの床を二回調べると日野のノートを発見するので、その中を読んでしまうとこのエンド
坂上がそのノートを開いて中を見ると、日野先輩が部室に入ってきてその様子を見られてしまった。日野は優しげな態度で諌めたが、ノートを返すと「今夜は、寝かさないからな」と囁き部室を去って行った。
※ドア付近の床を調べ、這いつくばって諦めずに探すと五百円玉を発見する。五百円玉を見つけた後、テーブルの風間を二回調べる(風間を調べる箇所はどれでもよい)と風間の気を引かせるかどうかの選択肢が出るので、『試す』を選ぶとこのエンド
坂上は風間に五百円玉を見せたスキに、風間のズボンのポケットから定期入れを取り戻した。エスパーのネタをやめた風間は、食わず女房の怪談を話しだし、自分は妖怪二口男なのだと言った。呆れた坂上だったが、風間の後頭部に目と口のようなものがあるのを見てしまう。