前田和子・第4話


シナリオパターン

和子は息抜きに、昔、主人公がここにいる誰かと隠した何かを探そうと提案してきた。

一緒に探す人を、泰明か哲夫のどちらかから選択して家の中を探索することになる。

昔何を隠したか、知りたくない?

  1. 知りたい→そういうと思ったわ。じゃあ、探してみない?その時、一緒にいた人と。
  2. 知りたくない→そんなこといって。本当は興味あるんでしょ。

誰と一緒に隠したと思う?(泰明か哲夫を選択すると次へ進む)

  1. 和子おばさん→ふふっ、違うわよ。
  2. 正美おばさん→えっ、私ですの?
  3. 由香里姉さん→え、そんなことしたっけ?
  4. 泰明さん→泰明と探索へ。
  5. 哲夫おじさん→哲夫と探索へ。
  6. 良夫→……良夫かなあ。でも、そんなことはいいたくないわ。

誰の話を聞く?

  1. 和子の話を聞く
    →(泰明を選択した場合)私達、ここで待ってるから。ゆっくり探してきていいわよ。
    →(哲夫を選択した場合)哲夫さんたら。すっかり、自分が一緒に隠したって思いこんでいるみたいね。
  2. 正美の話を聞く
    →(泰明を選択した場合)どんな宝物を隠したんですの?
    →(哲夫を選択した場合)宝物って、どんなものなんでしょう。
  3. 由香里の話を聞く
    →(泰明を選択した場合)宝かあ……私も一緒に探したいけど、ここで待ってるよ。
    →(哲夫を選択した場合)哲夫おじさんと仲がよかったんだ?
  4. 泰明の話を聞く
    →(泰明を選択した場合)一緒に隠したのって、俺だった?どうかな、わかんないけど、探してみようか。
    →(哲夫を選択した場合)哲夫、あんまりひっぱりまわしちゃ駄目だよ。
  5. 哲夫の話を聞く
    →(泰明を選択した場合)宝探しごっこかい。自分と、同じような遊びをしていたんだなあ。
    →(哲夫を選択した場合)いやあ、自分は嬉しいよ。精一杯協力するよ。
  6. 良夫の話を聞く
    →(泰明を選択した場合)一緒に宝を隠したのは俺かもよ。
    →(哲夫を選択した場合)俺の部屋は荒らすなよ。
  7. 移動する
    →(泰明を選択した場合)[泰明ルート]へ。
    →(哲夫を選択した場合)[哲夫ルート]へ。

泰明ルート

《場所選択》
どうしよう、どこに行ってみようか?

台所から場所選択へ戻ると台所の選択肢が、寝室から場所選択へ戻ると寝室の選択肢が、庭から場所選択へ戻ると庭の選択肢が消える。

《台所》
最初に来たときは《A》へ。二回目は《B》へ。三回目以降は《場所選択》へ戻る。

《A》「高い戸棚を探したいなら、おんぶしてあげるよ」

  1. 泰明さんのバカっ→「ははっ、冗談だよ」
  2. ぜひおんぶして→「ははっ、冗談だよ」

ゴキブリが出てきたので逃げる。「あっ、どこに行くんだい?」

  1. 寝室→《寝室》
  2. 庭→《庭》
  3. 泰明さんの背中→子供扱いはごめんよ。三択へ戻る

《B》もうゴキブリはいないようだ。しかし何もなかった。《場所選択》

《寝室》
どこを探す?

  1. 棚の中→何もない。四択へ戻る
  2. 押し入れ→布団があるだけ。四択へ戻る
  3. 畳の下→[一枚の写真]へ(次の人の話へ)
  4. 移動する→《場所選択》

《庭》
一回目に来たときは、哲夫がうろついている。二回目に来たときも、哲夫がまだうろついている。

三回目に来ると、哲夫が頭から血を流して倒れている。

急いでみんなを呼ぶと、泰明が苦笑いした。哲夫は転んで頭を打ち、気を失っていただけだったらしい。部屋に戻って怖い話の続きをしようとしたが、その時主人公はおかしな事に気付く。哲夫が倒れていたのは、もっと向こうの方だった。そして、その場所で昔何かをしたことがあるような……。

  1. 確かめる→[赤ん坊の交換]へ(ゲームオーバー)
  2. 気にしない→謎が残るまま次へ。(次の人の話へ)

一枚の写真

畳の下からは主人公の小さい頃の写真が出てきた。裏には『いちばん写りがいいしゃしん。およめにいくときもってこう』と書かれている。戻って和子に報告すると、その写真は良夫と一緒に隠していたらしい……。

しかし、写真を見た和子は「この女の子、誰?」と聞いてきた。和子には、主人公に似た中学生くらいの女の子が写っているように見えるようだ。もしかして、和子には、写っている人の未来が見えているのだろうか?

次の人の話に移ろうとすると、和子がもう一度写真を見せて欲しいと言い出す。主人公は良夫に見られると困るので断ったが、和子はそっと耳打ちをしてきた。「ねえ、さっきの写真のことだけど。あれ、お芝居かなにかを写したの?」

和子には、主人公に似た女の子が殺されている写真に見えていたのだ。(次の人の話へ)

赤ん坊の交換

泰明に哲夫の倒れていた場所について確かめると、二人っきりにされ、真実を語られる。

良夫が生まれた日、泰明は良夫を誤って階段から落として死なせてしまい、あの場所に埋めたのだ。そして、泰明が昔つきあっていた女が産んだ子と、誰にも見つからないようにトレードしたのだと。

主人公の意識が薄れゆく中、泰明はこれ以上ないくらい歪んだ笑いを見せた。(ゲームオーバー)

哲夫ルート

《1》「いいかい、まずは準備体操だ。これからいろいろ歩き回るんだから」

どうしよう!?

  1. 説得する→「あの、哲夫おじさん。危険なことはやめましょうよ」《4》
  2. 死んだフリをする→「何を寝そべっているんだい?」《4》
  3. あきらめて準備体操をする→良夫と泰明に笑われる。《2》

《2》さあ、どこに行こう?

  1. 屋根の上→「おお、屋根に登りたいのかい?いやあ、さすがだなあ」《3》
  2. 縁の下→「最高だ!最高だよ!!」《3》

《3》何がさすがなんだか。(ああ、どうしよう……。)

  1. そろそろ真面目に話す→冗談ですよ。そんなことしたら危ないでしょう。《5》
  2. とことんつきあう→[朝焼けに勝る収穫はなし]へ(ゲームオーバー)

《4》「大丈夫。高い所を登る時は、後ろからおしりを支えてあげるから」

  1. それならいいか→[朝焼けに勝る収穫はなし]へ(ゲームオーバー)
  2. 冗談じゃない→いじける哲夫。《5》

《5》どこへ行く?

  1. 右隣へ→右隣の部屋に駆け込み、鍵をかける。《6》
  2. 左隣へ→左は行き止まりだった。右隣の部屋に駆け込み、鍵をかける。《6》

《6》哲夫は閉じ込められたと勘違いし、みんなを呼びに行った。

どうしようっ。

  1. 部屋を出て謝る→[正美の悪口]へ(次の人の話へ)
  2. あわてちゃ駄目→いったん部屋を出ようとするが、鍵が開かない。《7》

《7》哲夫がみんなを連れてきて、扉を叩いた。「大丈夫、自分が絶対助けてやる!!」

て、哲夫おじさん……!

  1. 素敵……→[何かが部屋に]へ(ゲームオーバー)
  2. くさいわ→和子の助言で部屋を出る。[正美の悪口]へ(次の人の話へ)

朝焼けに勝る収穫はなし

主人公と哲夫は、ありとあらゆる所を探検し、気がつくと朝になっていた。結局何も見つけることは出来なかったが、きれいな朝焼けに感動し、冒険家としての第一歩を踏み出すのであった。(ゲームオーバー)

何かが部屋に

部屋を出ようとすると、突然何かに後ろから引っ張られ、壁に頭をぶつけてしまった。気が遠くなり、みんなの声が小さくなる。この家には、本当に何かがいたんだ……。(ゲームオーバー)

正美の悪口

和子によると、主人公が宝物を隠したのはこの部屋だという。「良夫と一緒に隠していたのよね。場所も覚えてるわ。そう、あの棚の裏よ。どう?探してみる?」

ええっ、良夫とだったの?

  1. 探そう→泰明さん達が棚をずらした
  2. やめよう→「せっかくだから見てみようよ。」哲夫が棚をずらした

棚の裏側に隠してあったものは、注射を打たれてすごく痛かった等、正美に対する不満がぎっしり書かれた紙であった。しかし、主人公は正美に何をされたのか疑問に思い、気まずい雰囲気で元の部屋に戻る。(次の人の話へ)


Last modified:2012.7.9.
42+αアキ