選択肢無しの一本道シナリオ。
良夫の話が終わると、天井の板が引き剥がされ、大きな毛むくじゃらの手と赤く光る目を持つ何かが襲ってきた。
あれは、おばあちゃんが言っていた妖怪?
この家の周辺には、山のように大きな毛むくじゃらの妖怪と、
頭が天に届くほどの巨大な守り神がいるのだという。
主人公は守り神様が現れて妖怪を退治してくれることを祈ったが、
目の前でみんなは次々と妖怪の鋭い爪によって引き裂かれていった。
守り神なんていないんだ……。
主人公は良夫に支えられ、崩れた家を後にした。
それから数時間後。
少女は部屋に入ってくると同時に悲鳴をあげた。
お気に入りのドールハウスが、飼い猫のイタズラで見るも無惨に破壊されていたのだ。
『和子』、『正美』、『由香里』、『哲夫』、『泰明』の人形はボロボロになりながらも見つかったが、
『良夫』ともう一体の人形は行方不明になっていた。