和子は息抜きに、昔、主人公がここにいる誰かと隠した何かを探そうと提案してきた。
一緒に探す人を、泰明か哲夫のどちらかから選択して家の中を探索することになる。
昔何を隠したか、知りたくない?
誰と一緒に隠したと思う?(泰明か哲夫を選択すると次へ進む)
誰の話を聞く?
《場所選択》
どうしよう、どこに行ってみようか?
※台所から場所選択へ戻ると台所の選択肢が、寝室から場所選択へ戻ると寝室の選択肢が、庭から場所選択へ戻ると庭の選択肢が消える。
《台所》
最初に来たときは《A》へ。二回目は《B》へ。三回目以降は《場所選択》へ戻る。
《A》「高い戸棚を探したいなら、おんぶしてあげるよ」
ゴキブリが出てきたので逃げる。「あっ、どこに行くんだい?」
《B》もうゴキブリはいないようだ。しかし何もなかった。《場所選択》へ
《寝室》
どこを探す?
《庭》
一回目に来たときは、哲夫がうろついている。二回目に来たときも、哲夫がまだうろついている。
三回目に来ると、哲夫が頭から血を流して倒れている。
急いでみんなを呼ぶと、泰明が苦笑いした。哲夫は転んで頭を打ち、気を失っていただけだったらしい。部屋に戻って怖い話の続きをしようとしたが、その時主人公はおかしな事に気付く。哲夫が倒れていたのは、もっと向こうの方だった。そして、その場所で昔何かをしたことがあるような……。
畳の下からは主人公の小さい頃の写真が出てきた。裏には『いちばん写りがいいしゃしん。およめにいくときもってこう』と書かれている。戻って和子に報告すると、その写真は良夫と一緒に隠していたらしい……。
しかし、写真を見た和子は「この女の子、誰?」と聞いてきた。和子には、主人公に似た中学生くらいの女の子が写っているように見えるようだ。もしかして、和子には、写っている人の未来が見えているのだろうか?
次の人の話に移ろうとすると、和子がもう一度写真を見せて欲しいと言い出す。主人公は良夫に見られると困るので断ったが、和子はそっと耳打ちをしてきた。「ねえ、さっきの写真のことだけど。あれ、お芝居かなにかを写したの?」
和子には、主人公に似た女の子が殺されている写真に見えていたのだ。(次の人の話へ)
泰明に哲夫の倒れていた場所について確かめると、二人っきりにされ、真実を語られる。
良夫が生まれた日、泰明は良夫を誤って階段から落として死なせてしまい、あの場所に埋めたのだ。そして、泰明が昔つきあっていた女が産んだ子と、誰にも見つからないようにトレードしたのだと。
主人公の意識が薄れゆく中、泰明はこれ以上ないくらい歪んだ笑いを見せた。(ゲームオーバー)
《1》「いいかい、まずは準備体操だ。これからいろいろ歩き回るんだから」
どうしよう!?
《2》さあ、どこに行こう?
《3》何がさすがなんだか。(ああ、どうしよう……。)
《4》「大丈夫。高い所を登る時は、後ろからおしりを支えてあげるから」
《5》どこへ行く?
《6》哲夫は閉じ込められたと勘違いし、みんなを呼びに行った。
どうしようっ。
《7》哲夫がみんなを連れてきて、扉を叩いた。「大丈夫、自分が絶対助けてやる!!」
て、哲夫おじさん……!
主人公と哲夫は、ありとあらゆる所を探検し、気がつくと朝になっていた。結局何も見つけることは出来なかったが、きれいな朝焼けに感動し、冒険家としての第一歩を踏み出すのであった。(ゲームオーバー)
部屋を出ようとすると、突然何かに後ろから引っ張られ、壁に頭をぶつけてしまった。気が遠くなり、みんなの声が小さくなる。この家には、本当に何かがいたんだ……。(ゲームオーバー)
和子によると、主人公が宝物を隠したのはこの部屋だという。「良夫と一緒に隠していたのよね。場所も覚えてるわ。そう、あの棚の裏よ。どう?探してみる?」
ええっ、良夫とだったの?
棚の裏側に隠してあったものは、注射を打たれてすごく痛かった等、正美に対する不満がぎっしり書かれた紙であった。しかし、主人公は正美に何をされたのか疑問に思い、気まずい雰囲気で元の部屋に戻る。(次の人の話へ)