藤村正美・第4話


シナリオパターン

医者に対するイメージの答え方でストーリーが分岐。

お医者さんって、どんなイメージを持っているかしら?

  1. 人のために尽くす、大変な職業というイメージ→[わがままな患者・風間]へ
  2. 自分を偉いと思っている、エリート意識の塊というイメージ→[変な医師・風間]へ
  3. 変な人ばっかりというイメージ→[変な医師・風間]へ

わがままな患者・風間

正美の病院に、やたらわがままで女に関心の強い患者が入院してきた。男性を見る目は、今のうちから養っておかなければいけませんわ、という正美。

ああ、こんな話をするのじゃなかったですわね。ええと、何の話だったでしょう?

  1. その患者がわがままだったこと→そうでしたわね。
  2. その患者が女好きだったこと→[入院し続ける風間]へ
  3. 私が可愛いということ→ああ、はいはい。

広い心を持てば、多少のわがままは許せるものですわ。そう思うでしょう?

  1. そんなことはない→[枕を押しつける正美]へ
  2. そうかもしれない→[脱皮する風間]へ

入院し続ける風間

正美が風間に、病院に何をしに来たのかと聞くと、「僕は、君への恋の病に、冒されているのさ」と答えた。いまでも風間は入院しているのだという。(次の人の話へ)

枕を押しつける正美

患者にずっと眠っていてほしいと思っていた正美は、寝ているところへ枕を押しつけたのだという。もう話し疲れたといって話を終わらせる正美だった。(次の人の話へ)

脱皮する風間

わがままな患者、風間は日に日に様子がおかしくなり、ついにはベッドから起きあがることもできなくなってしまった。仕方なく手術をすることにし手術室へ運び込むと、なんと風間は脱皮をした。これは風間一族の成人の儀式だったのだという。(次の人の話へ)

変な医師・風間

正美が骨折をして入院してきた和田さんという患者の病室を訪れると、そこには見たことのない医者がいた。医者は和田さんに、あなたは特殊な病気にかかっている、と言って妙な注射をしようとしていた。

《A》あなただったら、注射してもらいます?

  1. もちろん、してもらう→[不安を持ち続ける和田]へ
  2. 冗談じゃない→当然ですわね。《B》

《B》こんなとき、あなたならどうします?

  1. 止めに入る→そうですの?《C》
  2. もう少し様子を見る→[腫瘍コレクター・風間]へ

《C》私は、その場に立ったままでしたわ。私にもしものことがあったら、私の患者さんが悲しみますもの。わかっていただけますわね?

  1. わかる→[腫瘍コレクター・風間]へ
  2. わからない→《D》

《D》まあ、ここまでいってあげているのに、まだわからないんですの。本気じゃないんでしょう。ええ、わかっていますとも。

  1. 実はそうです→[腫瘍コレクター・風間]へ
  2. 本当にわからない→機嫌を損ねた正美。もうしゃべらないといい次へ。(次の人の話へ)

不安を持ち続ける和田

素直に注射された和田さんは、猛烈な眠気に襲われ寝てしまった。その後、注射をしてきた人物は本物の医者ではなく、自分を医者だと思っている当別病棟の患者だと知り、一体何の注射をされたのかわからない和田さんは一生不安を引きずったまま生きていくことになった。(次の人の話へ)

腫瘍コレクター・風間

医者は風間先生といい、腫瘍をコレクションしていた。和田さんに病気の兆候を見た風間は、和田さんから腫瘍を採取するために現れたようだ。正美は風間の正体を知るために、いろいろ話を聞いた。

彼は、いったい何だったのだと思います?

  1. 座敷わらし→風間は座敷わらしだった。風間に気に入られた正美は、院長に呼び出され、彼を引き留めるよういわれたという。(次の人の話へ)
  2. 幽霊→「1.座敷わらし」と同じ
  3. 変わり者の医者→性格に問題があるため、患者の前に出せないらしい。あんな医師が存在するなんて、オバケや幽霊なんかより怖い話に思える、と正美はいう。(次の人の話へ)

隠しシナリオへ

このシナリオを含め、第1話から第6話までを全て風間シナリオにして進めると、七話目に[隠しシナリオ・風間]が出現する。

登場人物

風間望 (グラフィック有り)
ある時はわがままな患者、またある時は変な医師。
和田さん
階段を踏み外して骨折をし、正美の病院へ入院してきた患者。

Last modified:2012.6.12.
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