医者に対するイメージの答え方でストーリーが分岐。
お医者さんって、どんなイメージを持っているかしら?
正美の病院に、やたらわがままで女に関心の強い患者が入院してきた。男性を見る目は、今のうちから養っておかなければいけませんわ、という正美。
ああ、こんな話をするのじゃなかったですわね。ええと、何の話だったでしょう?
広い心を持てば、多少のわがままは許せるものですわ。そう思うでしょう?
正美が風間に、病院に何をしに来たのかと聞くと、「僕は、君への恋の病に、冒されているのさ」と答えた。いまでも風間は入院しているのだという。(次の人の話へ)
患者にずっと眠っていてほしいと思っていた正美は、寝ているところへ枕を押しつけたのだという。もう話し疲れたといって話を終わらせる正美だった。(次の人の話へ)
わがままな患者、風間は日に日に様子がおかしくなり、ついにはベッドから起きあがることもできなくなってしまった。仕方なく手術をすることにし手術室へ運び込むと、なんと風間は脱皮をした。これは風間一族の成人の儀式だったのだという。(次の人の話へ)
正美が骨折をして入院してきた和田さんという患者の病室を訪れると、そこには見たことのない医者がいた。医者は和田さんに、あなたは特殊な病気にかかっている、と言って妙な注射をしようとしていた。
《A》あなただったら、注射してもらいます?
《B》こんなとき、あなたならどうします?
《C》私は、その場に立ったままでしたわ。私にもしものことがあったら、私の患者さんが悲しみますもの。わかっていただけますわね?
《D》まあ、ここまでいってあげているのに、まだわからないんですの。本気じゃないんでしょう。ええ、わかっていますとも。
素直に注射された和田さんは、猛烈な眠気に襲われ寝てしまった。その後、注射をしてきた人物は本物の医者ではなく、自分を医者だと思っている当別病棟の患者だと知り、一体何の注射をされたのかわからない和田さんは一生不安を引きずったまま生きていくことになった。(次の人の話へ)
医者は風間先生といい、腫瘍をコレクションしていた。和田さんに病気の兆候を見た風間は、和田さんから腫瘍を採取するために現れたようだ。正美は風間の正体を知るために、いろいろ話を聞いた。
彼は、いったい何だったのだと思います?
このシナリオを含め、第1話から第6話までを全て風間シナリオにして進めると、七話目に[隠しシナリオ・風間]が出現する。