選択肢無しの一本道シナリオ。
正美の話が終わり主人公の番になったが、語る話が思い浮かばない。
亡くなったおばあちゃんから、いっぱい聞かされたと思うのだけど……。
主人公に同調するように、みんなおばあちゃんの思い出を語り出した。
だけど、なんだかその様子はソワソワと落ち着かない。
正美おばさんだけは、いつもと変わらなかった。
そんな時、主人公はおばあちゃんから聞かされた話を思い出す。
山に住む妖怪が、人間をエサにするために里を下りてくるという。
正美おばさんの髪が、風もないのに舞い上がり、顔には、真っ赤な口と、深い穴のような目が五つ見えた……。