途中にゲームオーバーとなる選択肢があるが、ほとんど一本道の話で、あとは最後の選択肢によってエンディングが変わる。
哲夫は自分が冒険家になろうとしたきっかについて話してくれるという。
哲夫はかつてイギリスの全寮制の男子校に留学をしていた。規則が厳しい学校であったが、そこで哲夫はショーンという少年と友達になる。ある日哲夫が学園を抜け出してカフェに行ったところ、同じくサボり中だったショーンと出会ったのがきっかけだ。そこでショーンは宝探しの本を読んでいた。
世界には、様々な財宝が眠っているという話が沢山あるんだよ。
うう、想像しただけでぞくぞくするよ。どうだい?
自分に冒険の浪漫を教えてくれたのはショーンだったという。そして、いつか二人で財宝を掘り出そうという夢を持った。
そんなある日、ショーンが学園内に財宝が眠っているという噂を聞きつけた。
哲夫とショーンは礼拝堂に財宝があると見当をつけ、授業を抜け出して礼拝堂を調べると床下に札束が隠されていたのを発見する。しかし、シスター・エマに見つかってしまい、床下に閉じ込められそうになったとき、突然すごい風が吹いた。
シスター・エマは、バランスを崩して、床下に落ちそうになったよ。
哲夫達が床下で見つけたお金は、学園が裏口入学で得たお金だった。シスターは威されて番人まがいのことをしていたらしい。哲夫はショーンと再会を約束し、学園を去った。(次の人の話へ)
シスターは、とっさにショーンの服を掴み、二人は床下へ落ちていった。哲夫は二人を助け出し、保健室で寝かせて先生を呼びに行ったが、戻ってくると二人はいなくなっていた。次の日、ショーンは転校しシスターは転勤したといわれる。そして哲夫は何者かに襲われ「この学園の秘密を探られちゃあ困るんだよ」といわれ、すぐに帰国した。
話が終わると哲夫の背後に誰かの影が浮かんだ。どうやらショーンの霊のようだ。ああやって、哲夫と一緒に、いろんなところへ冒険をしているのだろう。(次の人の話へ)