荒井昭二・第1話
シナリオパターン
かつてこの校内には、なぜか事故の絶えない場所があったという。地縛霊がいたのかもしれない。しかし今ではもう事故は起こらなくなった。
なぜだと思います?
- お祓いをした→《A》へ ※Sでの追加分岐→SFC版では《B》へ
- 人が入れないように何かを作った→《B》へ
- 気まぐれな霊なので、今は眠っている→《B》へ
《A》誰にお祓いを頼んだと思います?
- 神主→[プレハブの化け物]へ ※Sでの追加分岐
- お坊さん→[飯田先生と地縛霊]へ ※Sでの追加分岐
- 神父→[悪魔を呼び出す儀式]へ ※Sでの追加分岐
《B》今、その場所にあるものとは… (SFC版の場合:そこにあるものを作ったんですよ)
- 体育館→[体育館の事故]へ
- 焼却炉→[老化する少女]へ
- 花壇→[園芸部員・早坂桃子]へ
- 銅像→銅像を置くには目立たない場所だったので校門の横に移動した。《C》へ
《C》それで、その後(跡)に作ったものがあるんですがね。
- 体育館→[真夜中の練習]へ ※Sでの追加分岐→SFC版では[体育館の事故]へ
- 焼却炉→[焼却炉の生贄]へ ※Sでの追加分岐→SFC版では[老化する少女]へ
- 花壇→[呪いのヒマワリ]へ ※Sでの追加分岐→SFC版では[園芸部員・早坂桃子]へ
プレハブの化け物 ※Sでの追加分岐
「1.お祓いをした」→「1.神主」とすると出現。安藤と小山の話。
小さなプレハブの倉庫を建てるための地鎮祭という名目で神主を呼び、しばらくは事故が起こらなくなった。しかし、ある時、安藤と小山という生徒が先生に頼まれ要らなくなった机と椅子を片付けるため倉庫に行くと、突然ドアが閉まり二人は閉じ込められてしまう。
次の日、小山は血だらけになって倒れ、安藤は正気を失った状態で発見された。(次の人の話へ)
飯田先生と地縛霊 ※Sでの追加分岐
「1.お祓いをした」→「2.お坊さん」とすると出現。霊に足をとられ、地面に沈められる飯田先生の話。
飯田先生の足の周りに人の手の形をした影が見えた。そのとき、他の先生方は…
- お坊さんを呼びに行った→助けられるが、飯田先生の体には無数の歯型が残される。(次の人の話へ)
- お経を唱えた→そのまま沈んでしまう。(次の人の話へ)
悪魔を呼び出す儀式 ※Sでの追加分岐
「1.お祓いをした」→「3.神父さん」とすると出現。オカルトマニア沢田の話。
悪魔を呼び出した後、女の子たちは…
- 沢田さんを責めた→責められた沢田が悪魔に、責めた仲間の女子達を殺すよう命じる。
沢田はその夜から行方不明に。(次の人の話へ)
- 悪魔が退散するように頑張った→くじで誰かを犠牲にすることになる。
くじの選択と結果はランダムで、沢田が当たる場合、遠藤が当たる場合、隅にいた女の子が犠牲になる場合がある。 沢田が当たった場合、結局は他の子が犠牲になる。遠藤が当たると、遠藤は最期に「あの子達に醜い顔と不幸な人生を」と悪魔に命じる。(次の人の話へ)
体育館の事故
野球部員浅田の話へ。
ボールを捜す途中、建設中の体育館で小型のコンクリートミキサーを見つけ…
- 中をのぞく→ミキサーに腕を巻き込まれ右肩から腕を切断。失意の浅田は体育館の落成式の後、自殺。(次の人の話へ)
- 他を探す→床下から古井戸へ転落。引き上げられるも肌には手形のようなあざが。(次の人の話へ)
老化する少女
無理なダイエットから体を壊す神谷の話へ。
骨折、栄養失調、閉経と急激に肉体的な老化が始まった神谷、学校に着いて…
- 女子生徒が歩いてきた→同級生の髪を皮ごと剥いで自分の頭に。そして気絶した同級生を焼却炉に放り込み、神谷はその後行方知れずに。(次の人の話へ)
- 男子生徒が歩いてきた→男子生徒を焼却炉に投げ込み、焼けた骨を頬張る神谷。その後はやはり行方知れずに。(次の人の話へ)
園芸部員・早坂桃子
花をこよなく愛す園芸部員、早坂桃子の悲劇。
肺炎で寝込んだ後、学校の花壇の花は?
- 花は無事に育っていた→死期を察した桃子は雨の中、花達に最期の別れを言うために花壇へ。桃子は花壇の植物の養分となる。(次の人の話へ)
- 花は枯れ始めた→見舞いに行った園芸部員達が何と答えるかで分岐。
- 花は無事だと嘘をついた→実は桃子はあるモノを養分として花に与えるようになったのだった…。 (次の人の話へ)
- 花は枯れてしまったと本当のことをいった→桃子は花の世話をした後自宅で死亡。その後学校の花壇には真っ赤な紫陽花が咲くようになったのだった。(次の人の話へ) (※隠しシナリオへ)
真夜中の練習 ※Sでの追加分岐
夜の体育館で謎のメンバーと練習をすることになるバスケット部員大山の話へ。
大山は謎の4人のメンバーと真夜中の体育館でバスケットの練習をしていたが、もう来られなくなると他のメンバーに告げてから、行方不明になってしまった。(次の人の話へ)
焼却炉の生贄 ※Sでの追加分岐
一週間ごとに焼却炉に動物の死骸を生贄として捧げる当番をうっかり忘れてしまった新卒の染谷先生は…
- 正直に申し出た→化け物に襲われる染谷。火をつける事で難を逃れたが、以来、この焼却炉には炎を絶やさなくなったという。(次の人の話へ)
- 嘘をつき通した→ネズミのような動物に襲われ、染谷死亡。(次の人の話へ)
呪いのヒマワリ ※Sでの追加分岐
学校の花壇に咲く呪いのヒマワリで気に入らない人間を暗殺する山辺君の話へ。
山辺は、気に入らない人間を呪いのヒマワリの犠牲にしていったが、最後は逆襲され死んでしまう。以来、その花壇にヒマワリを植えることはなくなったという。(次の人の話へ)
隠しシナリオへ
主人公の後輩田口真由美(男)
[園芸部員・早坂桃子]の話で、[2.花は枯れ始めた]→[2.花は枯れてしまったと本当の事を言った]として話を終わらせると、隠しシナリオ[主人公の後輩田口真由美(男)]へのフラグが立つ。
登場人物
- 安藤
- プレハブ小屋で化け物に見えた小山を襲撃。その後は正気を失い病院へ。
- 小山 (化け物になったグラフィック有り)
- プレハブ小屋で安藤に襲われ血だらけとなる。
- 飯田先生 (グラフィック有り)
- 新任の先生。地縛霊に地面に沈められる。
- 沢田絵利 (グラフィック有り)
- 目立たない女子生徒だったが、オカルトが流行ってからは人気者に。
- 遠藤 (グラフィック有り)
- 沢田のオカルト仲間である女子生徒。
- 浅田茂
- 野球部員の3年生。目立たなくおとなしい生徒。野球に対する情熱は人一倍だが、部活では補欠にもなれず球拾いの日々。
- 神谷真由子
- 当時2年生、校内でも指折りの美人であったが、無理なダイエットがたたり、急速に体を壊していく。
- 早坂桃子 (グラフィック有り)
- もの静かで笑うとエクボのかわいい園芸部員。別名『花壇の番人』。
- 大山幸二
- バスケット部員の3年生。目立たなくおとなしい生徒。バスケットに対する情熱は人一倍だが、部活では補欠にもなれず球拾いの日々。
キャラ設定としては浅田茂と部活以外は同じ。
- 染谷浩二
- 新卒の先生。新任早々、焼却炉の生贄当番に。
- 山辺 (グラフィック有り)
- 飼育委員。追っていたニワトリが花壇のヒマワリに襲われる所を目撃してからは、
そのヒマワリを使って気に入らない人間を次々暗殺していった。『暗殺日記』を残す。
- 斉藤先生
- 山辺の担任。ソフトボール部の顧問で、山辺に嫌われていた。
Last modified:2012.8.7.
42+α:アキ