岩下明美・第4話(男)


PS版ではSFC版であった酸性雨についての話が変更されているため、選択肢やエンディングに若干の違いがあります。

※このシナリオのみPS版とSFC版のシナリオパターンを分けて掲載してます。

シナリオパターン ※PS版の場合

《1》自分のことカッコいいと思ってる?

  1. カッコいい(★)→まあ、自信家なのね。《2》
  2. カッコ悪い→まあ、そんなことないわよ。《2》
  3. どっちでもない→無難な答え方ね。《2》

《2》雨って好きかしら。

  1. 好き→あなたみたいに雨が好きな人の話を知っているわ。[雨宿りする少女]へ
  2. 嫌い→私は、好きだわ。《3》
  3. どっちでもない→好きか嫌いかの二択に戻る

《3》雨が降っているとき傘をさす?それとも傘をささないで雨に濡れるのが好きかしら?

  1. 傘をさす→せっかくの雨なのに、もったいない。《5》
  2. 傘をささない→そうよね、それが正しいわ。[立花ゆかりと赤い傘]へ
  3. 雨の降っている度合いにもよる→ふうん、臨機応変というわけ?《4》

《4》学校に置き傘をしている?

  1. している→案外きちょうめんなのね。[立花ゆかりと赤い傘]へ
  2. していない→そういう人って多いのよね。[立花ゆかりと赤い傘]へ

《5》ところで、学校に置き傘してるかしら?

  1. している→まあ、えらいわね。[立花ゆかりと赤い傘]へ
  2. していない→そういう人って多いのよね。[立花ゆかりと赤い傘]へ
  3. いつもしているというわけじゃない→そうよね。[立花ゆかりと赤い傘]へ

雨宿りする少女

畑君と雨宿りする少女の話へ。畑君はある日雨宿りをしていた少女に傘を貸し、それをきっかけに会うようになったが……。

(次の人の話へ)

立花ゆかりと赤い傘

立花ゆかりと塚原浩の話へ。

立花ゆかりは塚原にひそかな想いを抱いていたが、ある雨の日、一つの傘で一緒に帰ることになった。

《A》あなた、この塚原君て奴のことどう思う?ひょっとして、あなたと似てたりしてね。

  1. 気に食わない奴だ→私の質問に答えてくれてありがとう。《C》
  2. 男なんてみんなそうさ(★)→人間の風上にも置けない男ね。《C》
  3. 人のことにはあまり関わりあいたくない→それでもジャーナリスト?《B》

《B》塚原をどう思うかって、聞いたのよ。

  1. 気に食わない奴だ→私の質問に答えてくれてありがとう。《C》
  2. 男なんてみんなそうさ(★)→人間の風上にも置けない男ね。《C》

《C》雨の日に帰ったことをきっかけに二人は急接近するが、ある日突然塚原が冷たくなってしまう。

塚原に捨てられた立花ゆかりのことをどう思うのかによって結末が分岐。

(★を通っていない場合)

  1. かわいいと思う→[めった刺しにされる塚原]へ
  2. ちょっと変だと思う→[傘を持ちたたずむ少女]へ
  3. 怖いと思う→怖いですって?立花さんが変だと思うの?
    1. やっぱり変だと思う→岩下に立花の呪いをかけられてしまう。(ゲームオーバー)
    2. そんなことはありません→[めった刺しにされる塚原]へ
  4. それが普通だと思う→[折り畳み傘に食われる塚原]へ

(★を通っていた場合)どの選択肢を選んでも、岩下に立花の呪いをかけられる。(ゲームオーバー)

めった刺しにされる塚原

立花ゆかりは手首を切って自殺し、塚原はめった刺しになって殺されてしまう。
塚原の死体には立花の持っていたのとそっくりな赤い傘が刺さっていた…。(次の人の話へ)

傘を持ちたたずむ少女

塚原を傘で突き刺し殺してしまう立花。自分も塚原を刺した傘でのどを突いて自殺してしまう。
以来、雨の日になると校門の前に傘を持った少女がたたずむようになったという。(次の人の話へ)(※隠しシナリオへ)

折り畳み傘に食われる塚原

何者かにプレゼントされた折り畳み傘に食われて(?)塚原死亡。立花はひっそりと遠い町に転校してしまう。(次の人の話へ)

シナリオパターン ※SFC版の場合

SFC版では立花ゆかりと傘の話のみで、雨が好きか嫌いかの選択肢によって展開が少し変化する。

自分のことカッコいいと思ってる?

  1. カッコいい→あなたは少なくとも私のタイプじゃないわね。
  2. カッコ悪い→もう、けんそんしちゃって……、かわいいのね。はっきりいうと、私のタイプなのよ。
  3. どちらでもない→無難な答え方ね。

雨は好きかしら。

  1. 好き→私は嫌いだわ。特に、今は酸性雨とかがよく降るでしょ?[立花ゆかりと青い傘]の《1》
  2. 嫌い→私は、好きだわ。[立花ゆかりと青い傘]の《A》
  3. どっちでもない→でも、雨は私たちには必要だってことはわかるわよね。[立花ゆかりと青い傘]の《A》

立花ゆかりと青い傘

《1》雨が降っているとき傘をさす?それとも、傘をささない?

  1. とりあえず傘をさす→普通、傘をさすわよね。私は、絶対傘をさすのよ。《2》
  2. ささない→いくら雨が好きだからって、やめなさい。《3》

《2》ところで、学校に置き傘してるかしら?

  1. 置き傘をしている→あら、用意がいいわね。《3》
  2. 置き傘をしていない→折りたたみ傘が入っているのね。今日からあなたのことを、「マメオ君」と呼ばせていだたくわ。《3》

《3》立花ゆかりと塚原浩の話へ。立花ゆかりは塚原にひそかな想いを抱いていたが、ある雨の日、一つの傘で一緒に帰ることになった。

あなた、この塚原君て奴のことどう思う?ひょっとして、あなたと似てたりしてね。

  1. なんて、嫌なやつだ→そうかしら、あなたってけっこう女の子にちやほやされてるんじゃないの?《4》
  2. しょせん、男なんてこんなもんさ(★)→なんですって!もう一度、おっしゃい!《5》

《4》雨の日に帰ったことをきっかけに二人は急接近するが、ある日突然塚原が冷たくなってしまう。立花は遠くから彼のことを見るようにした。

そんな、立花さんのことをどう思う?

  1. かわいい→こういう子ほど、思いつめるとどうなるかわからないものよ。《5》
  2. 怖い→要するに、変な子って意味も含んでいるってことでしょ?《5》

《5》ある雨の日、立花と塚原は偶然出会い、一緒の傘で帰ることになったが、キスをしようとしてきた塚原を立花は拒んでしまう。逆上した塚原は立花を突き飛ばし、彼女の青い傘をひったくって帰ってしまった。

また雨の降った放課後、塚原がロッカーを開けると、そこには見覚えのある青い傘が入っており、塚原がその傘をさして帰ると、赤い傘をさした立花に出会った。

しばらく歩いていると、彼女がいったの。「キスをしてくれる?」

  1. キスをする
    (★を通っていない場合)赤いシミをうつす立花]へ
    (★を通っていた場合)塚原を絞め殺す立花]へ
  2. キスをしない→[塚原の唇をかみ切る立花]へ

《A》ねえ、雨が降っているとき傘をさす?それとも傘をささないで雨に濡れるのが好きかしら?

  1. 傘をさす→せっかくの雨なのにもったいない。《B》
  2. 傘をささない→あなた、かなりの不精者とみたわ。《B》
  3. 雨の降っている度合にもよる→いっそのこと、傘なんてさすのはおやめなさい。《B》

《B》ところで、学校に置き傘してるかしら?

  1. している→あら、用意がいいのね。《C》
  2. していない→折りたたみ傘が入っているのね。今日からあなたのことを、「マメオ君」と呼ばせていだたくわ。《3》
  3. いつもしているというわけじゃない→そうよね。傘をさす人って、たいていそうじゃないかしら。《C》

《C》立花ゆかりと塚原浩の話へ。立花ゆかりは塚原にひそかな想いを抱いていたが、ある雨の日、一つの傘で一緒に帰ることになった。

あなた、この塚原君て奴のことどう思う?ひょっとして、あなたと似てたりしてね。

  1. 気に食わない奴だ→私の質問に答えてくれてありがとう。《D》
  2. 男なんてみんなそうさ→なんですって!もう一度、おっしゃい!《D》
  3. 人のことにはあまり関わりあいたくない→こういう話は興味本位で聞かなくちゃ、面白くないのよ。《D》

《D》雨の日に帰ったことをきっかけに二人は急接近するが、ある日突然塚原が冷たくなってしまう。立花は遠くから彼のことを見るようにした。

そんな、立花さんのことをどう思う?

  1. かわいいと思う→こういう子ほど、思いつめるとどうなるかわからないものよ。《E》
  2. ちょっと変だと思う→[傘を持ちたたずむ少女]へ
  3. 怖いと思う→要するに、変な子って意味も含んでいるってことでしょ?《E》
  4. それが普通だと思う(★)→本当にそう思ってる?普通はね、相手を憎むわよ。《E》

《E》ある雨の日、立花と塚原は偶然出会い、一緒の傘で帰ることになったが、キスをしようとしてきた塚原を立花は拒んでしまう。逆上した塚原は立花を突き飛ばし、彼女の青い傘をひったくって帰ってしまった。

また雨の降った放課後、塚原がロッカーを開けると、そこには見覚えのある青い傘が入っており、塚原がその傘をさして帰ると、赤い傘をさした立花に出会った。

しばらく歩いていると、彼女がいったの。「キスをしてくれる?」

  1. キスをする
    (★を通っていない場合)赤いシミをうつす立花]へ
    (★を通っていた場合)塚原を絞め殺す立花]へ
  2. キスをしない→[塚原の唇をかみ切る立花]へ

赤いシミをうつす立花

立花はキスをすると、ものすごい力で塚原の首をつかみ、なま暖かい液体を塚原の口に流し込んだ。彼女の顔には赤いシミが浮き出ており、「お前のせいだ!!全部お前のせいだ!!私のこの苦しみを味わえ!!」と笑いながら去っていった。

立花は酸性雨に長時間当たると体中に赤いシミが出てしまう体質だったらしい。

翌日、立花の赤いシミはきれいに消え、父親の仕事の都合で海外に引っ越していった。

塚原はあの日から立花と同じ赤いシミが体中にできてしまい、何をやっても消えなかったという。(次の人の話へ)

塚原を絞め殺す立花

立花はキスをすると、ものすごい力で塚原の首をつかみ、なま暖かい液体を塚原の口に流し込んだ。彼女の顔には赤いシミが浮き出ており、「お前のせいだ!!全部お前のせいだ!!こうしてやる……こうしてやる!!」と塚原の首を絞め、窒息死させた。

立花は酸性雨に長時間当たると体中に赤いシミが出てしまう体質だったらしい。

塚原は通行人に発見されたが、彼の体中に赤くぶつぶつに膨らんだシミが浮き出ていたそうだ。

立花は翌朝からなにくわぬ顔をして学校にきたが、彼女の赤いシミはきれいに消えていた。(次の人の話へ)

塚原の唇をかみ切る立花

立花は塚原の首を絞め、彼の唇と舌をかみ切ってしまう。そして青い傘を拾うと、塚原の口の中に思いっきりねじ込んだ。

一週間後、立花は父親の仕事の都合で海外に引っ越していった。(次の人の話へ)

傘を持ちたたずむ少女

ある雨の日、立花と塚原は偶然出会い、一緒の傘で帰ることになったが、キスをしようとしてきた塚原を立花は拒んでしまう。逆上した塚原は立花を襲うが、立花は無我夢中で傘を振り回し、塚原を傘で突き刺し殺してしまう。

立花は塚原を刺した傘でのどを突いて自殺した。

以来、雨の日になると校門の前に傘を持った少女がたたずむようになったという。(次の人の話へ)(※隠しシナリオへ)

隠しシナリオへ

主人公の後輩田口真由美(男)

傘を持ちたたずむ少女]で話を終わらせると、隠しシナリオ[主人公の後輩田口真由美(男)]へのフラグが立つ。

登場人物

雨が好きな男子生徒。まじめで優しく成績も悪くないが、ハンサムではなかったため女の子にはもてなかった。
立花ゆかり (グラフィック有り)
どちらかというとかわいい方ではあったが、とびぬけて目立つ花というタイプではない女子生徒。塚原にひそかな思いを抱いていた。
塚原浩 (グラフィック有り)
日本人ばなれしたルックスをもち、ものすごくカッコよい男子生徒。ただし性格はあまりよくない。

Last modified:2012.8.16.
42+αアキ