荒井昭二・第3話


シナリオパターン

荒井に、新校舎の屋上から飛び降りたらどうなるか、と聞かれ…

  1. 即死はしないと思う→では、命や、死に関する話へ話題を少し変えましょうか。 ※Sでの追加分岐→SFC版では[相沢くんと飛び降りの人体実験]へ
  2. 即死すると思う→[相沢くんと飛び降りの人体実験]へ
  3. そんなことわからない→[相沢くんと飛び降りの人体実験]へ

高いところへ登ったりすると、怖いと思うでしょう?

  1. はい→[ラグビー部の上原]へ
  2. いいえ→[森川とハムスター]へ

ラグビー部の上原 ※Sでの追加分岐

日常のちょっとしたことでも危険な行動を好んだ上原は、 「お前、屋上から飛び降りて生きていたら即レギュラーにしてやるよ。」 とラグビー部の先輩に言われてから、屋上から飛び降りることが頭から離れなくなってしまった。 実力でレギュラーをつかんだ後も屋上通いをやめなかった上原は、ある日、ついに屋上から飛び降りてしまった。 死を感じることが、彼にとって喜びだったのだ。(次の人の話へ)

森川とハムスター ※Sでの追加分岐

命に対する感覚が薄かった森川は、中山さんが学校に連れてきたペットのハムスターを殺してしまう。殺したハムスターをどうするかでエンディングが分岐。

この後、そのハムスターをどうしたと思いますか?

  1. ごみ箱に捨てた→ごみ箱に捨てたハムスターを焼却炉に入れるところを中山に目撃される。
  2. 鞄に戻した→自殺する中山と森川]へ

このあと、森川君はどうしたと思いますか。

  1. 嘘をつき通した→[森川の両親を殺す中山]へ
  2. 事実を告げた→次の日中山は学校を休んでしまう。
  3. 逃げた→[中山に追い詰められ飛び降りる森川]へ

学校を休んだ中山に対して森川は……

  1. 気にしない→[刺される森川]へ
  2. 心配する→★★自殺する中山と森川]へ

森川の両親を殺す中山

次の日から中山は学校を休み、しばらく経ってから森川の家の近くに現れた。 「あなたの気持ちがわかるようになったの。」 という中山のカバンの中には、何十匹もの小動物の死骸があった。 「今日はもっとおもしろいものを殺すのよ。」と言った夜、 中山は森川の両親を殺した。 (次の人の話へ)

刺される森川

ある日の夕食、空揚げを食べる森川。母親が言うには、それは中山が持ってきたのだと言う。 なんと、中山が持ってきたのは死んだハムスターの空揚げだった。 その夜、殺したものは食べなきゃ、と言って中山は森川を刺した。 (次の人の話へ)

自殺する中山と森川

次の日学校に行くと、中山が前日の放課後に屋上から飛び下りてしまったと大騒ぎだった。森川は中山の葬式に参列し、両親の悲しむところを見て、はじめて人が死ぬということを理解する。森川は自分の罪の重さに悩み、屋上から飛び下りてしまう。以来屋上では、おもしろ半分で自殺現場を見に来る人は大切な人を亡くしてしまう、という怪現象が起こるようになった。森川が歪んだ方法で命の大切さを教えようとしているのではないだろうか。(次の人の話へ)

★★中山はクラスメイトが校庭から見ているなか、屋上から飛び下りてしまう。森川は中山の死を見て、初めて命について実感した。以来森川は人が変わり、自責の念からか、彼も屋上から飛び降りてしまう。森川の死後、彼の部屋からハムスターに関する事実が淡々と書かれた遺書らしいものが発見された。(次の人の話へ)

中山に追い詰められ飛び降りる森川

森川が屋上まで来ると、ハムスターを持った中山が現れた。 中山は森川の首筋にくらいつき、森川は苦痛のあまり自ら柵を越えて飛び降りた。 (次の人の話へ)

相沢くんと飛び降りの人体実験

荒井に、新校舎の屋上から飛び降りたらどうなるか、と聞かれ 「2.即死すると思う」か「3.そんなことはわからない」と答えると、相沢の話へ。

屋上から人が飛び降りたら本当に死ぬのだろうか、という思いに囚われた相沢くんは、 ついにその実験を実行しようとする。

《1》問題は、誰がその実験の犠牲者になるか?

  1. 自分→飛び降りる相沢。彼は助からなかった。(次の人の話へ)
  2. 気に入らない先生→同じことを思っていた男子生徒を突き落とそうとして、逆に落とされる。(次の人の話へ)
  3. 気に入らない生徒→不良グループの一人、桑畑をターゲットに決める。《2》

《2》屋上へ呼び出した桑畑にクロロホルムをかがせる相沢。 本当にこのまま実行に移してしまっていいのだろうか?

  1. 桑畑を落とす→桑畑は落ち、冷たくなっていた。《3》
  2. 思い止まる→桑畑と相沢の連名レポート「屋上からの投身について」。(次の人の話へ) ※Sでの追加分岐→SFC版では桑畑を落とし、《3》
  3. やっぱり自分が落ちる→桑畑を残し飛び降りる相沢。(次の人の話へ)

《3》あなたは、桑畑は本当に死んだと思いますか?

  1. 死んだと思う→桑畑は自殺ということでかたづけられた。《4》
  2. 本当は生きていた→その後も次々と不良たちを突き落とすが、最後はその霊に突き落とされる。(次の人の話へ) ※Sでの追加分岐→SFC版では桑畑は死に、《4》

《4》それからしばらくして、相沢は疑問に思った。 もしかして桑畑はクロロホルムをかがさなかったら死んでなかったかも、と。 また確かめずにはいられなくなった相沢は 二人目のターゲットを後ろからバットで殴り、弱ったところを突き落とした。 今度はバットで殴ったから死んだのかも、と、 三人目はクロロホルムで眠らせたあと手足を縛って 起きるのを待ってから突き落とした。 たてつづけに自殺が続き、屋上が立ち入り禁止になり、不良たちも警戒し始めた為、 ついに相沢は友達を毒牙にかけようとする。

公園に友達を呼び出し…

  1. クロロホルムを嗅がせる
    →突き落とす前にモルモットに逃げられてしまう。下をみると大地が誘っていた…
    1. 飛び下りる→相沢は飛び下りた。しかし、死体は見つからなかった。(次の人の話へ)
    2. 思い止まる→何者かに背中を押され、屋上から落とされた。しかし、死体は見つからなかった。(次の人の話へ)
  2. バットで殴りつける
    →それはすでに試しているので今度は獲物の首を絞めてみることにしたが、その場で友人を殺してしまった。 これでは実験が行えない、と次の獲物をもとめてふらふらと歩き出すも、今まで殺した死者達に首を絞められ殺された。(次の人の話へ)
  3. 首を絞めて、その場で殺してしまう
    →殺さないように絞めたが、友人は死んでしまった。 「人間ってこんなに簡単に死ぬんだ」と相沢は実験なんてどうでもよくなり、その後車に引かれて死んでしまった。 (次の人の話へ) ※Sでの追加分岐→SFC版では「2.バットで殴りつける」と同じ展開へ(次の人の話へ)

2話目で風間を消している場合>

[1.クロロホルムを嗅がせる]を選択した後、相沢は屋上から落ちてしまうが、死体は見つからなかった。

相沢は、屋上に住むという魔物に本当に食べられてしまったのだろうか?それとも、本当は飛び下りずにどこかへ旅立ったのだろうか?

荒井は相沢がどこにいるか知っているという。

知りたいですか?

  1. 知りたい→《B》
  2. 知りたくない→あなたが知りたくないというなら、それもいいでしょう。 (次の人の話へ)
  3. 別に興味ない→いいんですか?相沢さんは今もこの学校にいるんですよ。《A》

《A》どこにいるのか、知りたくありませんか?

  1. 教えて欲しい→分かりました。お話しましょう。《B》
  2. 興味ない→自分の身の安全の為には、重要な問題を避けて通ることも必要ですよね。 (次の人の話へ)

《B》相沢さんはまだ屋上にいるんです。普通にしていても相沢さんを見ることはできません。

皆さんで、これから一緒に屋上に上ってみませんか?

  1. 上る→分かりました。お話しましょう。《C》
  2. 上らない→今そこにいったら、何か恐ろしいことが起こるような気がする。 (次の人の話へ)

《C》屋上へ上る語り部達。

あなたも旅立ってみませんか?相沢さんのように……。

  1. 旅立とう→そういうと思いました。
  2. 旅立つつもりはない→そうですか。あなたには、まだ早いのかもしれませんね。

そうそう、相沢さんに会わせる約束でした。相沢さんに会うのは簡単なんですよ。こう言うんです。「……相沢さん、実験を始めましょうよ」簡単でしょ?

  1. その言葉をいってみる→主人公がその言葉をいうと、荒井は突然空中を指し、そのまま柵を乗り越えてしまった。 《D》
  2. 何もいわない→何だか嫌な予感がする。部室に戻りましょう。(次の人の話へ)

《D》荒井は地上に向かって急降下していったが、突然、姿を消してしまった。空を見上げると、大きなドクロが浮かんでいた。あれが相沢なのだろうか。

3人目も消えてしまったが、このまま続けていいものだろうか?

  1. 続ける→このまま終わらせてはいけない気がする。(次の人の話へ)(※隠しシナリオへ)
  2. やめる→七不思議の会は中止になり、やがて主人公は2年生になった。新聞部の部室を私物を整理していると、相沢のノートを見つけてしまい、主人公は相沢の実験の犠牲者となってしまう。(ゲームオーバー)

隠しシナリオへ

仮面をつけた制服の少女

1話目で岩下、2話目で風間を消した状態で相沢と飛び降りの人体実験の話を聞き、最後に屋上へ行って荒井を消してから話を[1.続ける]とすると、隠しシナリオへのフラグがたつ。4話目で新堂、5話目で福沢、6話目で細田を消していくと、7話目に隠しシナリオ[仮面をつけた制服の少女]が出現する。

主人公の後輩田口真由美(男)

上記と同じ終わり方をすると、隠しシナリオ[主人公の後輩田口真由美(男)]へのフラグも立つ。

登場人物

上原(グラフィック有り)
日常のちょっとしたことでも危険な行動を好んだラグビー部員。
森川(グラフィック有り)
命に対する感覚が薄い男子生徒。
中山葉子 (グラフィック有り)
森川と同じクラスの女子生徒。ペットのハムスターを学校につれてきてた。
吉岡さん
森川たちのクラスメイト。
相沢信彦(グラフィック有り)
新校舎の屋上から飛び降りたらどうなるか、という思いに心蝕まれた生徒。
桑畑達也
不良グループの一人。

Last modified:2012.8.13.
42+αアキ