細田友晴・第6話


シナリオパターン

六話目は場所を移動しましょうと言う細田、一同は旧校舎へ。

細田はトイレの怪談で有名な花子さんを呼び出す実験をしようというのだが。

《1》「君、やってみないかい?」

  1. やってみる→《5》
  2. いやだ→あれ?君らしくないなあ 《2》

《2》「本当は、興味あるんだろ?」

  1. 実は、ある→《5》
  2. どうしてもいや→駄目だよ!《3》

《3》「僕たちは花子さんを呼び出すんだ。そうする理由があるんだよ。それを教えてあげるから、賛成してくれよ」

  1. そういうことなら賛成する→《5》
  2. いやといったらいや→君って案外意気地がないんだね 《4》

《4》「それならいいよ。僕たちだけで行くから」と、一人教室に取り残される主人公。しかし、しばらくすると足音が聞こえてきた。

細田さんが、戻ってきてくれたんだろうか?

  1. 細田さんではない→ふたつの目玉に襲われる主人公 ゲームオーバー
  2. 細田さんに間違いない()→《5》

《5》何十年も前、この教室では期末テストで赤点をとった生徒が補習のプリントをやらされていた。

「君は、テストで赤点を取ったことがあるだろ? 」

  1. ある→残された生徒は六人だった
  2. ない→残された生徒は六人だった
  3. よく覚えていない()→赤点を取ったのは七人だったが、最後の一人は来なかった

彼らはこの教室で補習にとりくんでいたが、先生は六人のことを忘れて帰ってしまった。

「ところで君、今まで一度もトイレに行ってないけど大丈夫なの?ひょっとして、トイレに行きたいとかいうことない?」

  1. ある→トイレはもう少し我慢した方がいいよ 《6》
  2. ない()→あ、そう 《9》

《6》トイレに行きたいと言うと、話が終わるまでは我慢した方がいいと言われる。

「だから、もう少し我慢してよね」

  1. 我慢できないからトイレに行く→やめなよ 《7》
  2. いわれた通り我慢する→《9》

《7》「……どうしても行くというのなら、もう止めないけどね」

  1. やっぱり止める→《9》
  2. どうしても行きたい→トイレへ向かう 《8》

《8》さて、トイレはどっちにあるんだろう?

  1. 右→行き止まりだった。教室に戻って話の続きを聞く。《9》
  2. 左()→トイレの壁にドクロのような染みがあった。《9》

《9》補習で残された六人は、いつまでたっても担当の先生が見に来ないので、だんだんと不安になってきた。ふと時計を見るともう九時を回っていた。

どうして九時まで気がつかなかったのだろう?

「九時を過ぎるまで気がつかないなんて、異常だとは思わないかい?」

  1. 異常だと思う→時計を調べる事に (※を選択していた場合は《10》へ)
  2. 別に思わない→時計を調べる事に

十時になっても六人は終わりそうにない補習を続けていた。時計を見ると十時二十分を指していた。しばらくしてまた時計をみると、まだ十時二十分。もしかしてこの時計は止まっているのだろうか?

「それがあの時計だよ。ほら、あの壁にかかっている時計。あの時計はあのときからずーっと十時二十分を指しているんだ」

「どうだい?あの時計を調べてみるかい?」

  1. 調べてみる→この時計は針を動かしておいても十時二十分に戻ってしまうのだという
  2. 調べない →羽虫に襲われる主人公。 ゲームオーバー

残されてた六人も時計を調べる事にした。一人が壁から時計をはずすと、壁にはドクロのような人の顔の染みがついていた。
(※トイレに行っていると文章が追加される)
壁から時計をはずした一人は時計を調べるよりもその不気味な染みを隠しておきたかったので急いで時計を戻した。

そのとき突然一人が席を立ち上がった。「あのう僕、トイレに行ってくる」
残った五人は少しでも早く補習を終わらせようとプリントと格闘したが、時計の裏の染みが気になってなかなか集中できない。
「あいつがトイレから戻ってきたら、みんなで先生のところにいこうか」
しかしトイレに行った彼は戻ってこない。「俺、呼びに行ってくる」そういって一人が教室から飛び出したが、やがて悲鳴が聞こえた。

「君、僕の友達になってくれないかな?」

  1. 友達になる
  2. 友達にはならない→なんでだい。ねえ、友達になってくれよ。いいだろう、ねえ?
    1. なりたくない(
    2. しょうがないから、友達になる

※どれを選んでも友達になることを承諾する。

残った四人は、教室を出た二人を助けに行くか行かないかで口論となり、結局勇敢な友達思いの一人だけがトイレに行くことになり、残りの三人は職員室に先生を呼びに行くことにした。

「君は、どっちの話の続きを聞きたいかな?」

  1. トイレへ行った勇敢な一人→【仮面の少女と遭遇】へ
  2. 職員室に向かった三人組→【ゆがんだ空間に閉じ込められて】へ

《10》その時点で素直に帰ろうと言えばよかったのだがそうならなかった。代わりに来なかった七人目に非難が集中し、補習そっちのけで悪口大会になった。盛り上がっていた時、ドアの向こうでガタンと大きな音がした。不思議に思ってドアの外をのぞいてみると……

「そうしたら……何があったと思う?」

  1. 学生カバン
    →七人目の学生カバンが落ちていた。謝るつもりで彼を探そうとすると仮面の女に遭遇し、六人は襲われてしまう。【仮面の少女と遭遇】の《E》
  2. 何もなかった
    →細田の話の通りに主人公がいる教室でも大きな音がした。廊下を出て人影を追う主人公だが、白い仮面の女に首の骨を折られて死んでしまう。 ゲームオーバー

仮面の少女と遭遇

彼はトイレを探そうとしたが、旧校舎には全部でトイレは3つある。

《A》「どの階にあるトイレに行ったと思う?」

  1. 一階のトイレ
    ※PS版の場合(※トイレに行っていた場合)《B》へ (※トイレに行っていない場合)《C》
    ※SFC版の場合(※トイレに行っていた場合)《C》へ (※トイレに行っていない場合)《B》
  2. 二階のトイレ→どうやら二階ではなかったらしい→一階か三階かの選択へ戻る
  3. 三階のトイレ→《B》◎◎

《B》
〈一階のトイレに行った場合〉
行ってみるとトイレからは明かりが漏れていた。彼はトイレをのぞき込んだがそこには誰もいなかった。
代わりに壁に乱暴な字で「三階に行け」と大きな文字が書き殴られていた。
こんなことするのはあの二人に決まっている、やはり自分たちを脅かそうとしているんだ、と腹を立てて三階へ。◎◎

〈三階のトイレに行った場合〉
◎◎彼はまず一階のトイレを探そうとしたが、遠くからみてもトイレに明かりはついてなかった。
階段の上の方から話し声がきこえるので、彼は階段を上った。
助けに来た仲間を驚かす相談でもしているのだろうか、そう思うと彼はすこし腹が立った。

三階へ来たが、そこには誰もいなかった。その時彼はふとこの学校のトイレの花子さんの話を思い出し怖くなった。

逃げようとすると、突然三階のトイレの電気がついたため、近づいたがトイレには誰もいなかった。トイレのドアは閉まっていて4つあった。

どのドアから開けたと思う?

  1. 一番奥のドア
  2. 奥から二番目のドア
  3. 奥から三番目のドア
  4. 一番手前のドア

ひとつずつドアを開けていき、最後のドアを開けると、悲鳴がきこえる。《D》へ。

《C》一階のトイレに行くとトイレからは明かりが漏れていた。トイレをのぞき込むと正面の壁に、いくつものドクロの顔のような染みが浮かび上がっていた。
染みのドクロはむっくりと起きあがり、次々に地面におちてゴロゴロと群がった。そしてトイレの外へ転がりでていき、階段を上に上っていった。
やがて三階にまでたどりつくと、悲鳴が聞こえ、ドクロはフッと消えた。《D》へ。

《D》悲鳴がする下の方へ行き廊下をみわたすと、職員室に行ったはずの三人がひきずられていくのが見えた。
なにやら黒くて小さな固まりのような集まりが、三人をひきずっているようだった。
廊下に三人がひきずられた血の跡があり、その跡は三階の女子トイレの、花子さんがいるという奥から二番目の個室に続いていた。

「彼はどうしたと思う?花子さんがいるという個室のドアを開けたと思うかい?」

  1. 開けた
    →個室には誰もいなかったが、頬につめたいものを感じ、上を見ると一緒に補習をうけていた五人のクラスメイトが、天井に血だらけになって張り付いていた。その中の一人にしがみつくようにして、血まみれのセーラー服を来たおかっぱ頭に白い仮面をつけた女いた。彼はその女に襲われてしまう。
  2. 開けなかった
    →ドアの方が勝手に開き、そこには白い仮面の女が立っていた。彼は彼女に抱きすくめられ、天井を見るとそこにはヤモリのように張りつく沢山の仮面の女がいた。彼は仮面の女にのどを食いちぎられる。

結局補習を受けていた六人は行方不明になった。《E》へ。

《E》話が終わると、細田がこれから三階のトイレに行って花子さんを呼び出してみようと提案してきた。

「どうする?行くよね?」

  1. 三階の女子トイレに行く→行こうとすると、突然強烈な光をあびる。(七話目へ)
  2. やっぱり行かない
    →結局行こうとし、突然強烈な光をあびる。(七話目へ)
    (※を通っていた場合)「トイレに行かないなんて、君は人間じゃないね」と言われ細田に解剖されてしまう。実はエイリアンだった主人公。 ゲームオーバー

5話目で福沢を消している場合>

細田と三階の女子トイレに行くと、電気がついていた。

どうする?

  1. 女子トイレへ行く→行かねばならない。女子トイレへ。
  2. もう帰る→帰ろうとすると、廊下の床板が足元で切れていた。結局女子トイレへ行くことに。
    (※を通っていた場合)細田の皮を被った旧校舎に住まうものの餌となる。 ゲームオーバー

女子トイレに着いた二人。どうする?ノックしてみるか?

  1. ノックする→三回ノックすると返事が返ってきた。この中には何かいる。
    (※PS版でを通っていた場合)天井に引っ張られる。細田に助けを求めるが、友達になる誘いを断ったことを根に持ち拒絶され、天井の巨大な口にのみこまれてしまう。 ゲームオーバー
  2. ノックしない→ドアの向こうからノックの音が聞こえた。この中には何かいる。
    (※SFC版でを通っていた場合)ノックを三回した後返事が返ってきて、天井に引っ張られる。細田に助けを求めるが、友達になる誘いを断ったことを根に持ち拒絶され、天井の巨大な口にのみこまれてしまう。 ゲームオーバー

突然、細田の身体が宙に浮いたかと思うと、そのままものすごい勢いで天井にたたきつけられた。

どうする?助けようとしてみるか?それとも、……逃げるか?

  1. 助けようとしてみる→仮面の少女が現れ、細田を助けるなら主人公の家族の命と引き替えだと言う。
    1. 細田さんを助ける→細田は天井に飲み込まれ、主人公はたった一人残される。(七話目に「仮面をつけた制服の少女」が出現)(※隠しシナリオへ)
    2. 細田さんを見殺しにする→細田に首を絞められる。 ゲームオーバー
  2. その場から逃げる→突然身体が宙に浮き、細田の隣へたたきつけられる。仮面の少女が現れ、「どっちにしようか」と考えている。
    1. 彼を選べという→細田は仮面の少女の伴侶として選ばれた。「僕を裏切った罪は、命で償ってもらうよ」 ゲームオーバー
    2. 僕を選べという
      ※PS版の場合→細田は天井に飲み込まれ、主人公は仮面の少女とともに永遠の時間の中を生きることに決める。 ゲームオーバー
      ※SFC版の場合→細田は天井に飲み込まれ、主人公はたった一人残される。(七話目に「仮面をつけた制服の少女」が出現)(※隠しシナリオへ)

ゆがんだ空間に閉じ込められて

※このシナリオにいくと、全てゲームオーバーとなるので注意。

三人はそろって職員室へ向かったが、どうしても職員室へ着かない。空間がねじ曲がっていてメビウスの輪のようになっていた。

どうする?

  1. 教室の中を調べる
    →帰ろうとした女の子が教室の外で闇に襲われてしまう。窓の外からも闇が襲ってこようとしていた。もう一人の女の子と残された男の子は…
    1. 女の子を犠牲にして、自分は逃げる
      →女の子を突き飛ばして逃げるが、結局突き飛ばした女の子に襲われてしまう。話が終わって主人公がまとめようとすると、細田に襲われ闇に飲み込まれてしまう。ゲームオーバー
    2. 自分を犠牲にして、女の子を逃がす
      →闇は彼を食べる代わりに彼の視覚を狂わせた。話が終わって細田を見ると、そこにいたのは化け物だった。カッターナイフで化け物を倒す主人公。 ゲームオーバー
  2. 廊下を調べる
    →女の子二人は別の空間に行ってしまい、男の子は歪んだ空間に残されたという。話が終わって廊下に出た主人公だが、どうやら主人公も歪んだ世界に閉じ込められてしまったようだ。 ゲームオーバー

隠しシナリオへ

仮面をつけた制服の少女(男)

男主人公で、1話目で岩下、2話目で風間、3話目で荒井、4話目で新堂、5話目で福沢を消した状態で細田6話目の最後に三階の女子トイレに行き、天井にたたきつけられた細田を助けようとすると、7話目に隠しシナリオ[仮面をつけた制服の少女(男)]が出現する。

主人公の後輩田口真由美(男)

男主人公で上記と同じ終わり方をすると、隠しシナリオ[主人公の後輩田口真由美(男)]へのフラグが立つ。


Last modified:2013.9.19.
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