荒井昭二・第5話(女)


シナリオパターン

《1》フランス映画、好きですか?

  1. 好き→《3》へ ※Sでの追加分岐→SFC版では《2》
  2. 嫌い→そうですか、残念です。《2》
  3. どっちでもない→《3》へ  ※Sでの追加分岐→SFC版では《2》
  4. そんなの見たことない→かわいそうな方ですね。《2》

《2》ひょっとして、映画とか嫌いですか?(映画は好きですか?)

  1. 好き→《3》
  2. 嫌い→【タイトルのないビデオテープ】へ ※Sでの追加分岐→SFC版では《3》
  3. どっちでもない→【タイトルのないビデオテープ】へ ※Sでの追加分岐→SFC版では「4.そんなの見たことない」を選んだときのみ出現。《3》

《3》それで、どんなジャンルの映画が好きなんですか?

  1. アクション→【正義の鉄拳!!】へ
  2. SF/ホラー→【ミイラ人間と美女】へ
  3. サスペンス→【隕石と謎の生物】へ ※Sでの追加分岐→SFC版では【正義の鉄拳!!】へ
  4. ラブ・ロマンス→【いじめのドキュメント】へ ※Sでの追加分岐→SFC版では【正義の鉄拳!!】へ
  5. ドラマ→【隕石と謎の生物】へ ※Sでの追加分岐→SFC版では【正義の鉄拳!!】へ
  6. コメディ→【いじめのドキュメント】へ ※Sでの追加分岐→SFC版では【正義の鉄拳!!】へ

正義の鉄拳!!

映画好きな時田は映画同好会を作り「正義の鉄拳!!」という自主制作映画を作ろうとする。撮影が終わり編集作業をしていた時田は、取った覚えのないシーンがあることに気づくが、よくできていたので本編にそのまま使用することにした。

ところが翌日、編集したシーンと同じように、殺される役をやった片山という生徒が亡くなってしまった。

もしかしたら、これはあのフィルムの呪いなのかもしれない。それでも編集作業を続けるか?

  1. 続ける→時田は編集を続けた。
  2. もうやめる→時田は編集を断念したが、視聴覚室に行くとフィルムがセッティングされており、結局編集を続けてしまう。

編集を続けると、またおかしなシーンが写っていた。

フィルムを見直すか?

  1. 見直す→フィルムを見直した。
  2. 見ない→フィルムを片付けようとしたが、勝手に映写機が動き始めてしまった。

フィルムを見た時田は、スクリーンから出てきた片山に殴られ、ショックと内臓破裂で亡くなってしまった。(次の人の話へ)

ミイラ人間と美女

無類の映画好きだった時田は映画同好会を作ってしまった。

映画研究会って興味ありますか?

  1. ある→そうですか。で、あなただったら、何を担当したいですか。
  2. ない→そうですか。では、仮に映画の仕事をやることになったとします。

あなただったら、何を担当したいですか。映画の仕事ってたくさんありますからね。

  1. 役者→やっぱりそうですか。目立ちたがり屋さんですね。[呪いのフィルム]へ
  2. 監督→ほう、あなた、通ですね。[呪いのフィルム]へ
  3. カメラマン→カメラマンですか。結構難しそうですね。[呪いのフィルム]へ
  4. プロデューサー→すべてにおいて、統括している人のことですね。[呪いのフィルム]へ
  5. 脚本→これは、文章能力が要求されそうですね。[呪いのフィルム]へ
  6. 裏方→これまた、渋いところを突いてきましたね。[ミイラのメイク]へ

呪いのフィルム

「ミイラ人間と美女」というホラー映画を撮ろうとした時田は、編集作業中に取った覚えのないシーンがあることに気づくが、よくできていたのでそのまま使用することにした。

ところが翌日、編集したシーンと同じように、殺される役をやった生徒が亡くなってしまった。

もしかしたら、これはあのフィルムの呪いなのかもしれない。それでも編集作業を続けるか?

  1. 編集を続ける→時田は編集を続けた。
  2. もう編集をやめる→時田は編集を断念したが、視聴覚室に行くとフィルムがセッティングされており、結局編集を続けてしまう。

編集を続けると、またおかしなシーンが写っていた。ミイラ男がヒロインをバラバラにして殺していたのだ。

翌日、やはり同じように、ヒロインを演じた女性が惨殺体で発見された。
その日の放課後、時田は荒井にこの映画の話をし、編集シーンを見せてくれるという。

あなたがこんな誘いを受けたら、その映画に期待しますか?それとも、どうせ自主制作だと思って鼻で笑いますか?

  1. 大いに期待する→そうでしょ?真の映画好きなら黙ってはいられないはず。
  2. 鼻で笑う→ずいぶん冷たい人なんですね。
  3. 実際に見るまではわからない→ほう、的確な答えですね。

時田は荒井に編集作業を見せていたが、その最中にミイラ男が現われ殺されてしまった。

その映画を見たいと思いますか?

  1. 見てみたい→そうでしょうね。
  2. 見たくない→僕の話を本当だと思ってくれているんですね。ありがとう。

時田が死んだことは話題になったが、視聴覚室にあったフィルムは跡形もなく消えてしまった。
しかし、荒井は一本だけあのときのフィルムを持ってきてしまったという。

このフィルムだけでも見てみたいですか?

  1. ぜひ見たい→でも、これだけは見せるわけにはいきません。(次の人の話へ)(※隠しシナリオへ)
  2. 別に見なくていい→それがいいでしょう。(次の人の話へ)

4話目までに隠しシナリオ[赤い表紙の謎の教科書]へのフラグを立てている場合>

特別にお見せしてもいいですよ。けれど、命は保証できません。あなたは、僕が持っているフィルムを見たいというんですね?

  1. 見たい→それほどまでにいうのなら、お見せすることにしましょう。
  2. やっぱり見たくない→そのほうがいいでしょう。(次の人の話へ)

そのかわり、条件があります。僕と二人きりで、見に行ってください。いいですね?

  1. いい→荒井と視聴覚室へ行き、フィルムを見る。(次の人の話へ)(※隠しシナリオへ)
  2. それは嫌→そうですか。残念です。(次の人の話へ)

ミイラのメイク

「ミイラ人間と美女」というホラー映画を撮ろうとした時田だったが、編集作業中、自分が思っているものとはかなり違うと思い、撮り直しを決意する。

撮り直しを提案した時田だが、反感を覚えたメンバーは次々に辞めていった。

あなただったら残りますか?

  1. 同好会に残る→残るんですか?まあ、わからなくもないですよ。
  2. 同好会をやめる→そうですか、やっぱり時田君のやり方にはついていけないんですね。

時田は残ったメンバーと一緒に映画の撮り直しを始めた。そして、ミイラの包帯を取ったときのメイクにこだわった。

撮り終わると、残ったメンバーの中にいた中山太一という生徒が同好会を辞めると言い出した。

時田君は、どうしたと思いますか?

  1. 彼を引き止める→彼に土下座して引き止めた
  2. やめてもいいという→一緒に編集作業をしようと誘った

ある日、荒井は時田からこの映画の話を聞き、売りの部分を見せてあげると誘われた。

あなたは見てみたいですか?

  1. とても見たい→でしょう?映画好きだったら興味しんしんですよ。
  2. 見なくてもいい→そうですか。でも彼に誘われたら断れなかったと思いますよ。

映画を見てみると、ミイラの顔が実にリアルに表現されていた。なんと、時田は生身の人間の顔に硫酸をかけて撮影したのだという。

これは映画じゃない、犯罪だ!!こんな時、あなたならどうしますか?

  1. 犯罪なんだと自覚させる→時田はスクリーンから現れた中山に硫酸を飲まされた。(次の人の話へ)
  2. 逃げる→時田はスクリーンから現れた中山に首をしめられ、スクリーンの中で硫酸をかけられた。(次の人の話へ)

隕石と謎の生物 ※Sでの追加分岐

何ヶ月か前まで、この学校には映画同好会があり、そこに時田というSF好きの生徒がいた。

ある日、学校で隕石らしい石が出てきたため、時田がその石に近づくと旧校舎から奇妙な音が聞こえてきた。時田が旧校舎に行くと、そこには銀色の輝くひよこのような生き物がいたので、彼はその生き物を旧校舎で飼うことにし、その生き物を使って宇宙生物と人間の高校生との友情ドラマの映画を作ることにした。

やがてこの生物は繭を作り、それが割れると中から奇妙な風貌をした生物が現われたが、撮影は続行された。

しかし、その日から学校の生徒が一人また一人と行方不明になり、ある夜、同好会のメンバーが旧校舎に行くと、その生物が隣のクラスの生徒を餌にしているところを目撃してしまう。

映研のメンバーはみな病院に運ばれ、その生物はあの夜以来行方不明だという。(次の人の話へ)

いじめのドキュメント ※Sでの追加分岐

一年の時に荒井と同じクラスだった時田という生徒は、新聞部に所属しており映画同好会のメンバーでもあった。

いじめのドキュメントをコメディタッチで映像化しようとする時田。映画は大盛況するも、次回作で観客受けを狙った時田は、この新聞部の部室で、いじめにより自殺した生徒の霊に惨殺されたという。(次の人の話へ)

タイトルのないビデオテープ ※Sでの追加分岐

タイトルの書いていないビデオテープを見つけた時田君は…。

  1. 急いで家に帰って確認する→ビデオテープはミイラ男の連続殺人を予告するものだった。時田君は最後の犠牲者に。(次の人の話へ)
  2. 視聴覚室で確認する→ビデオテープには深夜の学校にいる時田君と女の子の映像が。学校に行った時田君は旧校舎で大鎌をもった女の子に殺されてしまう。(次の人の話へ)

隠しシナリオへ

赤い表紙の謎の教科書

これまでに、隠しシナリオ[赤い表紙の謎の教科書]へのフラグを立てていると、[ミイラ人間と美女]のシナリオで、時田の残したフィルムを見る事ができる。荒井と二人で視聴覚室に行きフィルムを見ると、さらに隠しシナリオへのフラグが立つ。

あの子は誰?謎の坂上君

隠しシナリオ[赤い表紙の謎の教科書]へのフラグを立てていない状態で、上記と同様の終わり方([ミイラ人間と美女]のシナリオで[6.裏方]以外を選択し、最後に荒井の持っているフィルムを[1.ぜひ見たい]とする)にすると、隠しシナリオ[あの子は誰?謎の坂上君]へのフラグが立つ。

※SFC版では上記の終わり方にすると、隠しシナリオ「主人公の後輩田口真由美(男)」へのフラグが立つ。

登場人物

時田安男 (グラフィック有り)
荒井と同じクラスで映画が大好きな男子生徒。シナリオ分岐によっては映画同好会を作ってしまったり、はたまた新聞部に所属していたことがあったり。とにかく無類の映画マニア。
片山君
好きな映画のジャンルに「アクション映画」を選択すると登場。時田君と同学年。映画では主人公の父親役を演じる。
中山太一 (グラフィック有り)
映画の仕事で「裏方」を選択すると登場。荒井や時田と同じ学年。時田君の特殊メイクの材料にさせられてしまう。

Last modified:2012.9.21.
42+αアキ