隠しシナリオ:赤い表紙の謎の教科書(女)


シナリオ出現条件

女主人公でのみ出現。

以下の通りの順番と終わり方で6人の話を聞くと、七話目で出現する。

風間望・第1話(女)

ゲタ箱を開けずに(もしくは「開けない」→「開ける」とする)部室に戻り、[1.ドアを開ける]を選んで話を終わらせる。

選択例:[1.ある]→[1.そうかも……]→[1.行ってもいい]→[1.思ってる]→[2.開けない]→[1.開ける]→[2.風間を残して、先に戻る]→[1.ドアを開ける]

岩下明美・第2話(女)

七瀬君と兵隊の霊の話を聞き、[2.岩下さんも〜]か[3.岩下さんを〜]で話を終わらせる。

選択例:[1.忘れ物が多い方]→[1.忘れ物を取りに学校に行く]→[1.ある]→[1.気にせずに進む]→[1.階段を上って逃げた]→[1.思ってる]→[2.岩下さんも一緒に戻りましょう]

新堂誠・第3話(女)

田所の話を[2.新しく〜]で終わらせ、さらに体育館に行く。

選択例:[1.やっている]→[1.それを先生に言い付けた]→[1.陸上部をやめたくない]→[2.新しくキャプテンになった奴に嫌がらせをした]→[1.行く]→[1.入る]→[1.置いて行く]

細田友晴・第4話

トイレツアーで「感じない」を選び続け、最後に[2.止めない]→[1.続ける]を選ぶ。

選択例:[1.つき合う]→[2.感じない]→[2感じない]→[2.感じない]→[2.感じない]→[2.感じない]→[2.感じない]→[2.止めない]→[1.続ける]

荒井昭二・第5話(女)

時田君が「ミイラ人間と美女」という映画を撮るシナリオにし、時田のフィルムを見る。

選択例:[1.好き]→[2.SF/ホラー]→[1.ある]→[1.役者]→[1.編集を続ける]→[1.大いに期待する]→[1.見てみたい]→[1.ぜひ見たい]→[1.見たい]→[1.いい]

福沢玲子・第6話(女)

最後に[2.教科書の中身を捨てる]を選んで話を終わらせる。

選択例:[2.それは駄目]→[1.思う]→[1.教室内を見回す]→[1.福沢にいう]→[1.あるある]→[1.何の教科書?]→[1.教科書の中を見た]→[1.結構嫌な人]→[2.教科書の中身を捨てる]

シナリオパターン

河原に「助けてくれ」と頼まれた主人公は、赤い教科書の力で河原が死んだ直後の世界に行く。

そこでは河原の教科書にラブレターを入れた橋本が、女の子達から心ない嫌がらせを受けていた。

保健室で橋本に会った主人公が教科書を落としてしまうと、それを見た橋本は教科書を抱えて走り出し、そのまま近くにある階段から飛び降りようとした。

  1. 橋本さんを助ける→泣き出す橋本
  2. 成り行きを見守る→橋本は鈍い悲鳴をあげ、階段から転げ落ちた。【惨殺される語り部】へ [BADEND]

橋本を助けようとすると、彼女はバランスを崩し手のひらを強く打ってしまう。その目から涙が落ちた。
「私、もう死んじゃいたい」彼女は泣き出してしまった。

どうしよう?

  1. 彼女を説得してみる→反省室へ行く橋本。【机の上のメッセージ】へ [GOODEND](※隠しシナリオへ)
  2. あきらめる→これは当人同士の問題。【二人の写真】へ [GOODEND]

惨殺される語り部

橋本が階段から飛び下りるのを黙って見ていると、橋本は階段から転げ落ちて死んでしまう。

「俺はこんな結果を望んでいたんじゃない」と怒った河原は主人公に語り部達の惨殺体を次々に見せる。みんな、橋本を助けるどころか自殺しようとするのを黙って見ていたので、見せしめに河原が殺したのだという。そして同じ結果になった主人公も殺してやるという。

気がつくと主人公は反省室に戻っていた。

生臭い臭いがして、振り向くと、そこには血だらけの福沢がいた。そして棚がぐらりと傾き、主人公の頭は福沢より沢山の血しぶきをあげたのだった。[BADEND]

机の上のメッセージ

主人公が橋本を説得しようとすると、背後に先生が現れ、橋本は反省室に連れて行かれてしまった。

主人公が反省室に入り込むと、橋本は反省文の最初の一行を書いていた。
「河原君が死んだのは私のせいです」

このままでは橋本は自殺してしまう。

止めようとする主人公だが、その途端、ものすごい光に包まれた。

気がつくと、現代に戻っていた。

「やっぱり駄目だ、橋本さんは自殺した」どこからか河原の声がした。
「人に助けてほしいなんていって、河原さんには何もできないの?」
そういうと彼はしばらく黙った後小さく呟いた「俺だってやれることはしたぜ。彼女の机の上にメッセージを書いたんだ。でも、伝わらなかった」

主人公は橋本の教室に行き、彼女の机を調べた。すると福沢がやってきて、「この辺に、河原よりって名前で、死ぬなって書いてあったよ」
と言った。

どうやら、河原が一生懸命考えて書いた言葉は橋本さんには伝わらず、橋本は誰かのいたずらとしてとらえられたらしい。
とんだすれ違いだ。

河原は、これからもずっと橋本を助けてくれる人を捜すのだろうか。
何をしても、過去は戻せないのに・・・。 [GOODEND]

二人の写真

「・・・・私には、きっと何もできないわ」

起こってしまったことはどうしょうもないだろうし、これは当人同士の問題だ。主人公はその場を去った。

・・・気がつくと、主人公は反省室に立っていた。七不思議の話をしてくれた人たちの姿はない。

とりあえず部室に戻ると、日野先輩がいた。

「どうしたんだ?ひどいじゃないか、七不思議の会をすっぽかすなんて」

「え?」

「お前がこないから、集めたメンバーに文句をいわれたぞ。代わりに俺が会をしきったんだからな」

日野から聞いた七不思議のメンバーは自分が話を聞いた人達ではなかった。

あれは河原がみせた幻だったのだろうか?

次の日主人公が反省室へ行き、橋本の反省文を見ると、中に一枚の写真が挟まっていた。

闇の中で、河原さんと橋本さんが並んでいる。結局橋本は自殺してしまったのだろうか?

二人は、写真の中で悲しそうに微笑んでいた。 [GOODEND]

隠しシナリオへ

謎の教科書 その後

橋本が反省室へ行く終わり方でシナリオを終わらせ、クリアデータをセーブをすると、そのセーブデータを選択したとき[隠し01]という項目が出るようになる。この[隠し01]をロードすると隠しシナリオ[謎の教科書 その後]が出現する。

あの子は誰?謎の坂上君

上記と同様の終わり方をすると、隠しシナリオ[あの子は誰?謎の坂上君]へのフラグも立つ。

登場人物

河原(グラフィック有り)
福沢6話にも登場した男子生徒。
橋本美也(グラフィック有り)
福沢6話に登場した女生徒。河原の死が自分のせいだと思っている。

Last modified:2012.1.20.
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