新堂誠・第3話(女)


シナリオパターン

お前は何かスポーツをやっているか?

  1. やっている→【バスケ部のキャプテン・田所】へ
  2. やっていない→【呪いのボール】へ
  3. もうすぐ始めようと思っている→【呪いのボール】へ

バスケ部のキャプテン・田所

新堂に『お前は何かスポーツをやっているか?』と聞かれ「1.やっている」と答えると、 霊に同情したばっかりにとんでもない目にあった男、田所の話になる。

※一話目に荒井を選択し、[真夜中の練習](バスケ部の話)で話を終わらせていると、メッセージが追加される。【情報提供:もりこさん】

陸上部の新人、川口を必死に勧誘する田所。 見かねた陸上部の3年が田所にリンチまがいの暴行をするも、それを写真にとって逆襲。 だんだんバスケ部の連中も田所のやり方にあきれて、ひとりふたりと辞めていき、 ついに田所はキャプテンを辞めさせられてしまった。

自分がこれほど情熱を注いでいるのにどうして誰も理解してくれないのか。

どうしたと思う?

  1. 先生に文句をいいに行った→結局バスケ部を辞めることにした
  2. 新しくキャプテンになった奴に嫌がらせをした→【首を吊る田所】へ ※Sでの追加分岐→SFC版では結局田所はバスケ部を辞める
  3. バスケ部を辞めることにした→バスケ部を辞めた

バスケ部を辞めることにした田所が部室で荷物の整理をしていると、ロッカーの隙間から一冊のノートを見つけた。

いったい、どんなことが書かれていたと思う?

  1. バスケ部に関する愚痴や不満→【田所のドッペルゲンガー】へ
  2. 田所に関する話→【田所のドッペルゲンガー】へ
  3. 悪魔の呼び出し方→【頭蓋骨を取られる田所】へ
  4. 昔問題になったある事件→【田所のドッペルゲンガー】へ

首を吊る田所 ※Sでの追加分岐

陰険なやり口でキャプテンに嫌がらせをする田所は誰からも相手にされなくなった。 ますます嫌な奴になった田所はバスケ部を辞め、ひそかに新しいクラブをつくったが そのクラブはろくなものじゃなく、クラブ活動と称して脚光を浴びてる運動部選手に嫌がらせをする始末。 ついに田所は卒業を目前にして転校させられることになったが、 奴は絶対にこの学校をはなれないといって飛び出す。

翌朝、田所が体育館で首を吊って死んでいるのがみつかった。(次の人の話へ)

2話目までに隠しシナリオ[赤い表紙の謎の教科書]へのフラグを立てている場合>

バスケ部を辞めた田所は、どこからか新しい部員を集めてくると、自分専用のバスケ部を作った。しかし、ある朝体育館のバスケットゴールの下で田所が死んでいるのが発見され、以来時々体育館からボールを打つ音が聞こえてくるのだという。

新堂に体育館に行ってみないか?と誘われ…

  1. 行く→そうこなくっちゃな。体育館へ。
  2. 行かない→なんだ、つまらねえな。もしバスケ部に入っているなら田所に勧誘されないよう気を付けろよ。(次の人の話へ)

一同は体育館へ。中に入るか?

  1. 入る→体育館の中へ。
  2. やっぱりやめる→ここまできて終わりか?(次の人の話へ)

体育館に入ると突然入り口のドアが閉まり足音が近づいてきた。新堂はその足音の主から何かを受け取り、一心にその何かを見ている。

  1. 置いて行く→部室に戻ると新堂は戻ってきた。(次の人の話へ)(※隠しシナリオへ)
  2. 呼びに行く→話しかけても返事がない。部室に戻ると新堂は戻ってきた。(次の人の話へ)

頭蓋骨を取られる田所

ノートの欄外のあちこちに悪魔の呼び出し方が殴り書きされていたが、 悪魔を呼び出す為に必要な4つの材料のうち、ひとつだけが抜けていた。 そこへかつてこの学校のバスケ部員だった霊が現れ、3つだけそろえておけばいい、という。 霊の言うとおり3つだけ材料をそろえ悪魔を呼び出すと、田所は頭をおさえ、のたうちまわった。 霊は言った、 「田所君。最後の材料を提供してくれてありがとう。 君も僕と同じ運命をたどったね。 僕は一人で霊界に行きたくないんだよ。さあ、一緒に行こう。」と。

最後の材料とは人間の頭蓋骨だった。(次の人の話へ)

田所のドッペルゲンガー

田所は自分と同じ思いをした部員がいたことを知る、 そして夜中の体育館で、その幽霊と毎夜語り合った。 そのうち語り合うだけでは我慢できなくなった田所は幽霊に助けを求める。 しかし、目の前に現れたのは腐り果てた自分だった…。

次の日、体育館で死んでいる田所が発見された。

ところで、お前、兄貴がいたっけ?

  1. いる→もし兄貴がいるなら、隠し事があるんじゃないかって聞いてみろよ。(次の人の話へ)(※隠しシナリオへ)
  2. いない→もし兄貴がいるなら、隠し事があるんじゃないかって聞いてみろよ。(次の人の話へ)

呪いのボール

新堂に『お前は何かスポーツをやっているか?』と聞かれ 「2.やっていない」もしくは「3.もうすぐ始めようと思っている」と答えると 男子バレーボール部の話になる。

男子バレーボール部が夏の合宿を終えて学校に帰ると、ボールが1個増えていた。 それ以来、部活動中のケガ人が多発しだした為、ボールをどうにかした方がいいという結論に達し、 新しいボールを買いそろえた。 しかし、2週間くらいすると、またボールが一個増えていた。

そう、呪われたボールがまた戻ってきたのさ……。

  1. お祓いをする→【犠牲になった松本】へ
  2. ボールを再び捨てる→【人型の染み】へ

犠牲になった松本

呪われたボールに対し「1.お祓いをする」を選択するとこのシナリオへ。

呼んできた祈祷師が、このボールには事故で亡くなった学生の霊が憑いていると言い、夜にお払いをすることになった。 お払いには、最初にボールが増えていることに気付いた松本という部員が付き添うことになった。

夜、体育館にいくと床に呪われたボールがぽつんと転がっていた。 松本は祈祷師のいうとおりボールを持って祈ると、 祈祷師の姿は体操服をきた男子の姿に代わり、その姿が消えると、ボールも消えた。

ボールに呪いをかけた運動部員の霊は祈祷師に姿を変えて 現れ、自分の供養を松本にしてもらったのだ。 しかし、松本はボールの呪いを解く代償として自分の身を犠牲にすることになった。 ボールの呪いで事故に遭った人達に起こったことが、全て松本の身におきてしまったのだ。 (次の人の話へ)

人型の染み

呪われたボールに対し「2.ボールを再び捨てる」を選択するとこのシナリオへ。

ボールを焼却炉に投げ込んだが、燃え盛る炎の中から飛び出した。 ボールは部室のドアをすり抜け小火事をおこし、あわてて消火すると 部室の壁にはボールをもった運動部員のような形をした焼き跡がこびりついていた。 昔、合宿所が学校だった頃に事故で死んだバレー部員の霊がボールに姿を変えてついてきたのだろう。 (次の人の話へ)

隠しシナリオへ

赤い表紙の謎の教科書

風間望の第1話(女)と岩下明美の第2話(女)で[赤い表紙の謎の教科書]へのフラグを立てていると、田所が新しいバスケ部を作ったという話になる。 新堂に体育館に行ってみないか?と誘われ、 [1.行く]→[1.入る]を選ぶと、新堂と体育館へ。体育館に入ると突然入り口のドアが閉まり足音が近づいてくる。新堂はその足音の主から何かを受け取り、一心にその何かを見ている。ここで[1.置いて行く]を選んで話を終わらせると、さらに隠しシナリオへのフラグが立つ。

あの子は誰?謎の坂上君

【バスケ部のキャプテン・田所】で、田所のドッペルゲンガーの話にし、兄貴が[1.いる]とすると、隠しシナリオ[あの子は誰?謎の坂上君]へのフラグが立つ。

※SFC版では上記の終わり方にすると、隠しシナリオ「主人公の後輩田口真由美(男)」へのフラグが立つ。

登場人物

松本
男子バレーボール部のホープ。
田所芳樹(グラフィック有り)
バスケ部のキャプテン。陸上部の川口を執拗に勧誘する。
川口(グラフィック有り)
陸上部の新入部員。期待のエース。

Last modified:2014.3.10.
42+αアキ